物事をなんでもマイナスで捉えない

 2017-08-11
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「言葉の受け取り方」って難しいですよね?
同じ言葉を言われても「良い解釈」をする人も居れば
「攻撃された」と思う人も居ます。

「野球の試合で負けた」など団体競技では
みんなに同じような現実が与えられますが、
それに対して他の人のせいにする子も居れば、
自分が悪いと思う人も居るし、
次は頑張ろうと前向きに動き出す子も居る・・
そんな風に「言葉」や「できごと」は「原因」でしかなく、
それを受け取り、自分なりに解釈した瞬間、
その人の「現実」へと変わるのだそうです。

人は自分の「主観」で生きています。
だから、なんでも「マイナス」に受け取ってしまう人は、
例え自分の犬を褒められたとしても素直に喜ぶ事ができず、
「そうは言っても、陰で自分の事を笑っているのでは無いか?」
と疑ってしまって「自分の犬の問題点」を伝えてしまったり・・
「人間不信」な人は「人を信じて裏切られる事」を怖れる為、
愛情を与えられてもなかなか、受け取る事ができない・・
人を信じたい、信じて貰いたいと思いつつも
「実は相手がこちらを騙そうとしていた」と分かった瞬間、
「ホラ、やっぱり」とホッとしてしまう矛盾を抱えていたり・・

自分に対する自信がなく、自分が傷つかないように・・
悪い結果になっても大丈夫なように・・と、
あらかじめ他者との距離を取るようにしたり、
悪い結果を考えて準備しておくのかもしれませんが、
なんでも悪くとらえてしまうと、
犬を育てて行く時も大変になってしまうと思います。

例えば、犬が折角、良い行動をしたとしても
「たまたま」とか「次は必ず失敗する」と考えてしまって
一緒に喜ぶ事ができなかったり、
犬が「大好き」をアピールしてきても、
心の底からその気持ちを信じる事ができず、
「いつか自分から離れてしまうのでは?」と考えて、
犬を突き放すような態度をしてしまって
犬に不安や不信感を与えてしまったり・・

では、すぐに「マイナス」に捉えてしまう思考の癖を
どうしたら良いか?と言いますと、
「マイナス」に考えてしまった後に
「プラスの要素」を探してみるのも良いそうです。

犬の行動を見て「たまたま」とか「次は失敗するに決まっている」
と考えてしまったとしても、
「でも、今は成功したんだから褒めてあげよう」と考えてみたり、
「犬に”大好き”」をアピールされて、
その気持ちを信じる事ができなかったとしても、
「好きと言われるのは嬉しいし、
 自分も子の子の事が好き」と考えてみる・・
犬に対する頑張りが実は自分の為だと気づいていても、
犬がそれで楽しくしているのならそれで良いと
考えてみるのも良いのではないかと思います。

つまり、マイナスになった思考を
プラスで上書きして「良かった」で終わらせるようにしてみるのだそうです。
勿論、最初は凄く難しいと思いますが、「プラス」に変換してみたり、
「マイナス」に思えた物事の中にある「プラス」を探す事を習慣にしてみると、
いつか、自然と「プラス」に考えられるようになると思いますし、
そうする事で自分に対する自信も育って行き、
他者を信じる勇気や傷つく事を怖れない強さも
手に入れる事ができるのではないかと思います。

なにより、自分の行動に対して
なんでもマイナスにとらえていた飼い主さんが
プラスに捉えて褒めてくれたり、
オヤツをくれたりするようになったら犬も嬉しいと思いますから
犬のお散歩にしろ、遊びにしろ、学習にしろ、
プラス(成功)で終わらせるようにしてみるのも
良いのではないかと思います。 (^▼^)ノ
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「不安」はあって当たり前

 2017-08-11
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人は自分の中にある「信念」に影響を受けたり、
すでに持っている知識や経験に合った情報を選択する・・
と言う傾向があるみたいです。

例えば、「クレートトレーニング」なども
「クレート」を知らない人の方がスッと始められたりしますが、
すでに他者から「クレートなんて可哀想」などと言われていたりすると、
「クレートトレーニング」を始めるメリットをいくら伝えたとしても、
「怖い」とか「イヤだ」と言う気持ちが先に立ってしまって、
行動に移せなかったり・・
特に怖がりな飼い主さんの場合、
「メリット」と「デメリット」を同時に提示され、
あきらかに「デメリット」よりも「メリット」の方が高いと分かっていても、
「デメリット」の方に注目してしまって行動に移せない・・
と言う事も多かったりします。

「失敗したくない」とか「叱られたくない」と言った気持ちから、
「防衛」する気持ちが強く出てしまうのかもしれませんし、
「頑張る」とか「努力をする」と言う事に対してメリットを見出せず、
「回避したい」と言う気持ちが浮かんでしまうからかもしれませんが、
それも普通の事だと思います。
逆にそうした気持ちを押し殺してでも、
やりたくない事をやろうとしてしまう人も多いですから、
ある意味、自分に正直だと言えると思いますが、
回避ばかりでは「やってみたら大丈夫だった」と言う経験が得られず、
自信を育てて行く事が難しくなってしまうと思います。

なぜ、人は不安になるのか?と言いますと、先が予想できないからだと思います。
何度も経験して「安全」や「安心」が確認されている行動なら躊躇せずに行えますが、
「この先どうなるのだろう?」と分からない事は足踏みしてしまう・・
でも、「不安」と言うのは人類が生きて行く上で必要な感情だそうです。
なぜなら、人が不安を感じないとしたら、
ドンドンと危険な場所へ踏み込んで行って命を落としてしまうかもしれませんし、
将来に備える事ができなくなってしまうからです。

そう言う意味では、今、飼い主さんと犬が無事に過ごしていられるのは
「不安」の気持ちがあるからかもしれませんが、
だからと言って必要以上に「不安」を感じてしまっているせいで新しい事に挑戦できない・・
自分と自分の犬の世界を狭めてしまっているとしたら勿体ないですから、
少しずつ、新たな事にチャレンジしてみる・・
と言うのも良いのではないかと思います。

犬のトレーニングも最初は簡単な所から始めます。
そこで犬に自信をつけさせたら、
今度はもう少し難しい課題に取り組ませ、それができたら次へ・・
と、犬が頑張れば乗り越えられる程度のハードルを提示してあげるのがコツだそうです。
でも、そうした、犬の学習トレーニングも
最初は人間の学習に対する研究の応用だと思いますので、
飼い主さんも「やってみたら意外と簡単だった」
と言う経験を沢山、得るようにしてみる事で
チャレンジする喜びや意欲が高まり、
不安を乗り越える勇気を持つ事もできるのではないかと思います。(^▼^)ノ
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