「きちんと」よりも「のびのび」と

 2017-06-30
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女の子に比べると男の子は乱暴だし、汚いし、騒がしいし・・
シャツが裾から出ていても全く気にしない・・
と言う事も多かったりします。

母親も半分、あきらめてはいますが、
他人から「しつけをしていない」と思われても嫌だし、
子供のシャツが裾から出ている度に
「だらしがない」と思って直してあげますが、
「身だしなみ」など全く気にならないみたいで、
何度、言っても右から左にスルーで、
シャツを直そうともしない・・

母親がいくら、シャツを直してあげても
一向に自分からやろうとしないのは、
逆に言うと「母親が直してあげてしまうから・・」
と言う事もあったりするそうです。
犬の場合も、リードが足に絡むたびに
飼い主さんが直してあげたりするケースもありますが、
犬も慣れてくれば、自分で足を上げて
絡んだリードを抜いたりできますが、
飼い主さんが足に絡んだリードを直してあげていると、
犬もそうしたスキルが身につかず、
リードが足に絡んでも
自分から取ろうと言う気持ちすらなくなってしまいますので、
いつまでも、飼い主さんがリードを直してあげなければならなくなる・・
と言う事も多かったりしますので、
飼い主さんが「つい、やってあげたくなってしまう」と言う気持ちを
自分でコントロールして、犬ができるようになるまで見守ってあげる・・
と言う事も大切だと思います。

勿論、最初はうまくできないかもしれません。
でも、飼い主さんが根気良く何度も教えてあげ、
具体的にどうしたらリードが外れるか?
を提示してあげるのが良いと思います。

犬の中にも落ち着きがなくて騒々しい子も居ます。
飼い主さんとしては、つい、もっと落ち着きがあって
静かな子になって!と、自分に迷惑をかけない子を望んでしまいがちですが、
でも、もし、自分の犬がお行儀も良くきちんとしているけど、
自分の気持ちを表現することもできず、
無表情で覇気の無い消極的な犬だったとしたら・・?と考えてみると、
いつも、騒々しくてもイキイキと元気に走り回っている子の方が
良いのではないかと思います。

「きちんとしなければ」と、自分の犬の行動を制限してばかりいると、
犬はいつも、否定されてばかりになり、
段々と自信がなくなってしまいますので、
「きちんとしなければ」と言う気持ちを少しだけコントロールし、
犬がイキイキと暮らせる事を目指してみる・・
と言うのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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普通にできないの?

 2017-06-29
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「普通にできないの?」と言う言葉は、
子供の頃、親から言われた事もあると思いますし、
自分もつい、言ってしまったり、
心の中で思ってしまう事もあるのではないかと思います。

例えば、他の犬達は良い子でお座りをしているのに、
自分の犬だけピョンピョンと飛び跳ねていたり、
他の犬達が仲良く遊んでいる中、自分の犬だけ
一人でフラフラと地面の匂いを嗅いでいたりすると、
つい、自分の犬に対して、
「その場の空気を読んで、大多数に合わせ、
 無難にやり過ごしなさい」と意味で
言ってしまう事もあるかと思いますが、
犬からしてみれば、そもそも「普通」が分からないから
自分の思うように行動しているのだと思いますし、
その「普通」を飼い主さんに教えて貰ったか?と言うと、
「ダメ!ダメ!ダメ!」と行動を否定されるばかりで
「正解」を教えて貰っていない・・
と言う事もあるのではないかと思います。

対人関係において、他者と違ったり、劣っていたりすると、
上下の関係で「下」として扱われ、
そのレッテルを長く貼られ続けてしまう事もありますので、
つい、「飼い主としての自分」を周りがどう見ているか?が気になり、
「みんなと同じようにしなさい」と思ってしまいますが、
自分も子供の頃、そうした言葉で傷ついた事があるとしたら、
他の犬と違う事を「ダメ」とか「イケナイ」と考えるのではなく、
その子の「個性」として受け入れてあげるのが良いのではないかと思います。

沢山の犬を預かり、育てている「犬の一時預かりさん」などは、
本当に色々な子を見てきていますので、
同じ犬種、同じ年齢でも体格や体重、性格や好みなどに違いがあり、
「普通」の幅が凄く広いと思いますが、
多くの飼い主さんは、自分の犬しか育てた事がなかったりしますので、
「普通」の範疇が狭くなってしまい、
他の犬と違った所ばかりが気になり、不安になってしまうのかもしれませんが、
犬だって自分らしく行動すると怒られ、
「他の犬と同じようにしなさい」と型にはめられてばかりいたら、
嫌になって飼い主さんの言う事を聞きたくなくなってしまうと思いますので、
自分の犬の「他の犬と比べたダメな所」を探すのではなく、
「良い所」を探して声をかけてあげるのが良いのではないかと思います。

勿論、他の犬と協調性が無かったり、
「思いやり」や「優しさ」がなかったりずる場合は「個性」と片付けるのではなく、
他の犬と仲良くなれるように・・
社会のルールに合わせられるようにサポートをしてあげる必要もあると思いますが、
その為には飼い主さんが犬に対して「注意」や「叱り」ばかりをするのではなく、
「褒め」や「オヤツ」を使って分かりやすく「ルール」や「正解」を教えてあげ、
「良かったね」とか「楽しいね」と笑顔で声をかけてあげるようにして、
協調性や感受性を育ててあげるようにしてみるのも良いのではないかと思います。

「他の犬と違っている」など自分の犬に対して
強く「普通」を願ってしまうのは、
飼い主さん自身、自分に対して「劣っている」と言う意識が強いからかもしれません?
なので「ありのままの犬」を受け入れてあげる為にも、
まずは飼い主さん自身が「今の自分」を
受け入れる勇気を持つ必要もあるのではないかと思います。

勿論、「今の自分を受け入れる」と言う事は
「劣っていても良い」と諦める事ではなく、
まず、ありのままの自分を受け入れてそこから、
「より良い自分をなれる為の行動」を模索して行くのが良いと思います。

そうして「他人の価値観」で犬を見るのではなく、
「自分の価値観」で犬を見るようにしてみると、
他の犬がお座りをしている中、自分の犬だけが跳んでいても、
「積極的に頑張っている」と思えるようになると思いますし、
他の犬と混ざらずに自分の犬だけ地面の匂いを嗅いでウロウロしていても
「他者に流されず自分の中の探究心を追求できる集中力のある子」
と思えるようになると思いますので、
他の犬と比べて「ダメ!ダメ!」と言って犬を育てて行く事を考えたら、
犬の良い所を探しつつ、他の子と楽しく、仲良く過ごせるように、
サポートしてあげるようにした方が良いと思いますし、
そうして飼い主さんが犬に対して「自分の考え」を押し付けるのではなく、
犬との「協調性」を考えるようにしてみると、
犬の方も「協調性」が育ってききますので、意外と押し付けていた時よりも
色々な問題が解決して行くのではないかと思います。 (^▼^)ノ
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自分の中の人間関係

 2017-06-28
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職場に行くと、色々な人間が居ます。
率先して人の嫌がる仕事をする人も居れば、
責任がかかるような仕事を回避し、
なるべく当たり障りの無い仕事だけをして時間を潰す・・
と言う人も居ます。

中には真面目過ぎて一つの仕事に時間をかけ過ぎてしまったり、
他者とトラブルを起こしてしまう為、
責任のある仕事を与えられない・・と言う人も居たりしますが、
重要な仕事ほど人間関係は複雑になりますから、
「仕事上の人間関係で悩んでいる・・」と言う事は、
「重要な仕事を与えられている」と考えてみるのも良いそうです。

精神的には楽だけど他者から期待されない仕事をするか?
大変だけど他者から期待されながら頑張るか?

勿論、他者からの期待を受けながら頑張り続けるのは大変ですが、
期待されない仕事と言うのは楽ではあるものの、
色々と責任感のある仕事をこなす人達の中で
自分だけが取り残されているような感じになってしまったり、
そうした劣等感から「自分も大変なんだ」とアピールして
逆に反感をかってしまったりする事もあるそうです。

また、そんな風に「他者との対立」を避けていると、
自分の心の中・・内側での対立が生まれてしまう事もあるそうです。

「人間関係」と言うのは「人と人」だけではなく、
自分の中の相反する気持ちや考え方の中にもあり、
「自分との人間関係」も存在するのだそうです。

だから、一人の時でも悩むし、落ち込む事はある・・
勿論、その悩みも他者との関係性についてだったりする事も多いのですが、
そこで、悩み、苦しみ、迷うのは、自分の中の自分が
他者とのコミュニケーションについて、
「そうではない」とか「こうした方が良いんじゃない?」
と言ってくるからかもしれないそうです。

他者との関係性だけでも大変なのに、
自分の中の人間関係でも悩まなければならないなんて・・
と思いますが、そうして自分の中で悩むから、
対人関係の悩みにも解決のヒントが見つかる可能性があると思います。

「自分が絶対」なんて思っている人は
自分の中に葛藤は生まれませんが、
自分の気持ちや考えを押し通そうとするばかりで
他者の気持ちを考える事ができないと思いますからね。

多くの場合、責任感のある仕事をこなしながら、
時々、簡単な仕事をして休憩する・・と言う感じかもしれませんが、
他者の期待に応えようと頑張り過ぎてしまうのも
他者に期待されるのが嫌で回避し続けるのも
他者との距離感が苦手だからかもしれませんので、
まずは、自分の気持ちを見つめ、
「自分はどうしたいか?」を考えてみるのも良いと思います。

犬を育てる時も同じで、まずは、自分の中で
「この子とどう言う暮らしがしたいか?」
「どう言う子に育てたいか?」を見つめてみるのも良いと思います。
そして、犬を変えようとするのではなく、
自分を変えるようにしてみる・・
「何回、教えても覚えない」とか
「いくら叱っても、分かろうとしない」と嘆く前に
何回、教えても覚えられないような教え方しかできていない・・
犬が分かるような伝え方ができていない・・
と考えるようにしてみるのも良いと思います。

犬が気持ちを切り替えてくれるかどうか?は犬の気持ち次第ですが、
「伝え方を変えよう」とか「分かりやすく教えてあげよう」と
言うのは、今、すぐにでもできる事です。
勿論、すぐに上手くは行かないと思いますが、
そう言う時でも諦めず、
犬の反応を見ながら自分の教え方を変えてみたり、伝え方を工夫してみるなど、
相手の反応を見ながら自分の関り方を変え、
自分の関り方の変化に対する犬の反応の様子を見たり・・
と、そうした事を続けて行くうちに
犬との適切な距離感も分かるようになると思いますので、
他者との距離感を考える為にまず、自分の中で色々と考えてみる・・
と言うのも良いのではないかと思います。 (^▼^)ノ
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本当の自分を知られたくない

 2017-06-27
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他者とのトラブルを避けよう・・
誰からも気に入られよう・・とするあまり、
誰にでも良い顔をして、
「あっちではああ言ってたのに
 こっちではこんな事を言っていた」と、
逆に信用を落としてしまう事もあるのではないかと思います。

俗に言う「八方美人」と言うヤツですが、
八方美人の人と仕事をすると、
もめごとは少ないものの仕事が深まらない・・
と言う欠点があるそうです。

仕事の内容を深める為には、
ただ単に他者に合わせていれば良い・・
と言うものではなく、ある程度の摩擦は必要だそうです。

しかし、大きな目標がある場合は、
ささいな事でもめている場合ではありませんので、
人と人との仲介役になったり、接着剤になったり・・と、
素晴らしい存在になりますので、
何事も良い面と悪い面がある・・と考えるのが良いそうです。

しかし、職場では「タテの関係」と「ヨコの関係」があり、
タテを重視すると、仲間から疎まれ、
ヨコを重視すると、上司から目をつけられたり・・と、
誰にでも好かれるのは難しいですし、
そうした時にうまく立ち回れない自分自身を責めてばかりいると
精神的に病んでしまう事もありますから注意が必要だそうです。

また、八方美人にありがちの
「他者に頼まれると嫌だと言えない・・」と言うのは
「良い格好を見せたい」と言う「見栄」から来ている事も多いのだそうです。

相手が持つ自分のイメージを自分の言動によってコントロールしたい・・
相手を「騙そう」としている部分もあるのかもしれませんが、
「自分の事を良く見せたい」と言う欲求はみんな持っていて、
特に自分にとってメリットのある人や
自分よりも高い地位にいる人との関係では、
より顕著に見られる傾向があるそうです。

しかし、強い「見栄」は「こう見られたい」と言う欲求と
「本当の自分は見られたくない」と言う不安から来ていて、
その二つの感情がもつれ合い、
他者から好かれたい・・でも本心を見せたくない・・と、
本来の自分を隠し、見栄を張って格好を付けて、
人によく見られようと頑張ってしまうのだと思いますが、
そうして、頑張った事で他者から好かれたとしても
それでは、「本当の自分を知られたら・・」
と言う恐怖を持ち続ける事になりますし、
結果、他者を信用できず、信用もしてもらえない・・
としたら寂しいと思いますので、
「ありのままの自分」を見せるようにしてみるのも
良いのではないかと思います。

これは、犬を育てる時にも言えて、
犬の為に「良い飼い主」を演じて頑張ってはいるけれど、
それは「良い飼い主」を演じているだけであって、
犬に対しても本心を見せる事はない・・

怒りたくなっても・・叱りたくなっても我慢をして、
犬を責めるよりも自分を責めてしまう・・
その結果、犬と対立や摩擦が起きる事はありませんが、
深い信頼や信用を得る事ができない場合もありますから、
本心をぶつけ、犬との対立や摩擦に怯えず、
しっかりと自分の意見を伝え、犬の気持ちを思いやりつつ、
お互いにとって、本当に暮らしやすい生活とは?
と言う事を考えてみるのも良いのでは無いかと思います。(^▼^)ノ
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外見よりも内面を育てる

 2017-06-26
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「犬の心を育てる」と言う育て方をはじめたばかりの頃は、
ついつい、犬が分かったか?分からないか?
できたか?できないか?で判断してしまい、
「前回よりも飼い主さんの顔を見るようになりましたね!」など、
成長している部分をお伝えしたとしても、
「まだまだ、犬を見ると吠えてしまうのです」とか
「でも、私の声を無視する時があるんです」と、
「できていない部分」ばかりを見てしまって
できている部分を認められない事も多かったりします。

今の犬の成長を「こうであるべき」と言う
理想と比べて「まだまだ」と認める事ができなければ、
犬は頑張っても褒められませんし、、
飼い主さん自身も「まだまだ・・」と、
自分の頑張りを認める事ができませんから、
表情は硬くなってしまい「犬の心を育てたい・・」と思っていても、
犬の心は萎縮したままになってしまう事もありますから、
まずは、今の自分自身を受け入れてみるのも良いと思います。

今の自分の立ち位置が分かれば、
成長の度合いも分かりやすくなりますし、
少しの成長でも喜べるようになると思うのですが、
どうしても他者に対して「良い格好がしたい」とか
「他者よりも優れていたい」と言う邪念が入ると、、
その基準に満たない自分と自分の犬を認める事ができませんし、
成長を喜ぶ気持ちもがあったとしても、
「この程度で自分と自分の犬の事を褒めていたら笑われるかも?」と、
つい、自分の中の「嬉しい気持ち」を知られないように・・と、
誤魔化してしまう部分もあるのではないかと思います。

自分の気持ちを隠したくなる中には
他者への不信感もあるかもしれません?
他者への不信感があるから
自分の中の「不安」や「喜び」を他者に打ち明ける事ができず、
他の飼い主さんと同じようにならなければ・・と、
頑張りすぎてしまうのかもしれませんが、
犬同士のトラブルは飼い主さん同士の
コミュニケーション不足から来ている事も多いのです。

相手の飼い主さんが犬を近づけてくる前に一言、
「うちの子、犬が苦手なので」と言ったり、
「こんにちは」と笑顔で話しかける事で
犬同士のトラブルの多くは未然に防げると思いますので、
犬の心を育てる為にも、まずは飼い主さんが変な虚勢や虚栄を張らず、
素直な心で他者と接するようにしてみるのも良いと思います。

「他者から凄いと言われたい」とか、
「憧れられるような存在になりたい」など、
外見ばかりを重視したトレーニングを続けた結果、
犬の心が曇ってしまって、関係性が悪化してしまう事も多いですから、
外見よりも内面を磨くようにしてみる事で犬の表情も良くなり、
楽しく、穏やかで優しい子になって、
逆に色々な問題も解決して行くのではないかと思います。(^▼^)ノ
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