レジリエンス

 2017-05-11
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犬の飼い主さんの中には、
ちょっとした事でクヨクヨと悩んでしまう人もいれば、
失敗から学んで次に役立てられる人も居たりします。、

「精神的回復力」「抵抗力」「復元力」「耐久力」などは
心理学用語で「レジリエンス(resilience)」と呼ばれるそうですが、
元々は物理学用語で「跳ね返す力」と言った意味があるそうです。

「心が折れる」とは反対の意味の言葉とも言えるそうですが、
「決して曲がらない鋼のような強さ」ではなく、
「竹のように曲がってもすぐ戻るしなやかな抵抗力」や
「失敗や挫折をしても、それを糧に成長する回復力」の事を指すそうです。

では「レジリエンス」の高い人と低い人の違いや特徴は?と言いますと、
課題に対し「レジリエンス」の低い人は早い段階で、
「これは無理」とか「自分には向いていない」と諦めてしまったり、
いちいち結果に対して一喜一憂してしまう感情の起伏の激しさ・・
などの傾向があったそうです。

いちいち、結果に対して感情を上下させていては疲れてしまいますから、
集中力が長続きしないのは当然かもしれませんが、
では「レジリエンス」の高い人は?と言いますと、
失敗を繰り返す中で修正を加えたり、
少しずつ自分の成長を感じたりして、
「いつかできるだろう」と言う気持ちを持ち続けていたそうです。

つまり、
「状況に一喜一憂しない感情の安定」や
「自分を過小評価しない自尊感情」
「成長前進していると感じる事ができる自己効力感」や
「失敗してもいつかできると考える楽観性」などの
「心の持ちよう」が「レジリエンス」の高さに
つながっている事が分かったそうです。

では「レジリエンス」を高めるためにはどうしたら良いか?と言いますと、
結局、逆境を経験し、それを乗り越えて行くしかないそうです。

勿論、だからと言って高すぎるハードルを乗り越えようとしたり、
立ち直れない程の逆境にぶち当たってしまえば、
レジリエンスを高めるどころか逆に下げてしまうと思いますから、
頑張ればクリアーできそうな事から始めてみるのも良いと思います。

また、一つの目標に向かうだけではなく、
目標を沢山、持って色々な事にチャレンジしてみるのも良いそうです。

目標が一つの場合、それがクリアーできないと自信を失ってしまいますが、
他の事で「新たにできた事」があれば、
そこで「自己効力感」や「自尊感情」を高めたり、
失った自信を補ったりもできると思います。

ーとは言え、「レジリエンス」の低い人はやる前から失敗を怖がったり、
自分にはできるはずがない・・と後ろ向きな思考になってしまい、
行動に移せない事もあると思います。

しかし、「レジリエンス」の高い人も最初から高かったワケではなく、
「成長のプロセス」において、少なくとも一人は信頼できる大人との絆があり、。
規律正しい生活を送る中で感情的なサポートを得る機会に
恵まれていた事が分かったそうです。

なので、飼い主さんも一人で頑張ろうとはせず、
信頼できるお友達やトレーナーさんの教えを受けたり、
失敗を繰り返しても、その中から良かった部分を教えて貰ったりする事で、
「いつかできるだろう」という気持ちを
持ち続けていられるような環境作りから
考えてみるのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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