飼い主さんとだけ一緒に居ようとする

 2017-05-31
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犬にも色々なタイプの子が居ます。
犬同士で仲良く遊びたいと言う子もいれば、
一人で自由にしていたい・・と言う子もいますし、
みんなの輪に入りたいけれど、自信がなくて
飼い主さんの足元からジッと様子をうかがっている・・
と言う子もいます。

それぞれの行動には一長一短がありますので、
単純にどれが「良い・悪い」とか
「正解・不正解」と言ったお話ではないのですが、
飼い主さんを独占しようとして、
近づいてくる犬達を吠えて追い払おうとする・・
と言う行動を自分の犬がしているとしたら、
少し注意が必要かもしれません?

人間の子供でも特定の友達とだけ仲良くしようとして、
その子に関ろうとする子を排除しようとしたり、
その子が他の子と仲良くしようとすると怒ったり・・
と言う事はあったりします。
勿論、「特定の子と仲良くしたい」と言う気持ちは誰にでもあり、
特に珍しい事でもないのですが、
その為に「それ以外の存在を排除しようとする」となると少し問題です。。

特定の友達に強く依存してしまう子供と言うのは、
その子の親もそう言うタイプだったり、
母親が夫婦間や姑間でトラブルを抱えていたり、
親も他者と上手にかかわりが持てないタイプで、
子供の気持ちに寄り添うだけの余裕がなかったりするケースもあるそうですが、
飼い主さんもそうした理由から
自分の犬が自分に依存している事が分からなかったり、
あるいは、充分に分かった上でそれを問題視していなかったりすると
その犬は飼い主さんに強く依存したまま、
他の犬や人に興味を持てなくなってしまう事もあるみたいです。

飼い主さんの中には他の犬が自分に近寄ろうとすると
犬が嫉妬して追い払おうとする行為を見て、困りつつも少し嬉しい・・
自分の事を守ってくれているようで心強く思ってしまって強く叱れない・・
と言った事もあるのではないかと思いますし、
犬は人間の子供と違い、気に入らない子と同じ班になったり、
グループ分けであまり喋った事のない子と一緒に行動しなければならない・・
と言う事もない為、飼い主さんが少しだけ我慢したり、
他の犬と一緒に行動しないようにすれば、
自分の犬の行動の問題は見過ごせてしまうレベルになってしまうかもしれませんが、
犬の行動の問題には必ず原因があり、
それは、飼い主さんが接し方を少しだけ変えてあげれば
解決できる問題かもしれないので、
犬の行動の問題について、もう少し、前向きに考えてみるのも
良いのではないかと思います。

「誰が悪い」とか「自分が悪い」など悪者探しをして
相手を嫌ったり、自分を卑下して犬に謝ったとしても、
犬は「どうしたら良いのか?」が分かりませんので、
そこを犬と一緒に考えてあげる事が大切になってくると思います。
「犬が自分に依存しているな・・」と思ったら、
「どうして依存してしまっているのか?」と考えてみて、
もし、犬の代わりになんでもやってあげてしまっていて、
「犬は自分ひとりでは何もできない」
と言う状況を作り上げてしまっているとしたら、
黙って犬にやらせてみるようにしたり、
飼い主さん自身が消極的で行動パターンが決まってしまっていて、
犬に「新しい出会い」を与える環境を作っていないな・・と思ったら、
色々な場所に行ってみたり、犬を連れた飼い主さんに話しかけてみたり・・・
と積極的に行動してみる事で犬の世界を広げてあげるのも良いと思います。

でも、まずは犬に安心感を与えてあげられるように
犬に対して笑顔を見せてあげつつ、
優しい言葉を沢山、かけてあげて
「飼い主さんは自分の事が一番、好きで
 嫌われたり、捨てられたりする心配なんて無い」
と犬自身が思えるようにしてあげるのが良いと思います。

犬も愛情をたっぷりと貰っていれば、
他の犬が飼い主さんに近づいたとしても
それぐらいでは嫉妬をしなくなります。
ただ、飼い主さんとの関係性が薄すぎる場合も
飼い主さんに対して嫉妬をしない・・と言う事もありますから、
「嫉妬をする・しない」だけで判断するのではなく、
飼い主さんの事を見る目の輝きとか喜ぶ態度なども含めて、
犬の気持ちに寄り添うようにしてみるのも良いのではないかと思います(^▼^)ノ
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「嫌い」は自分の身を守る為

 2017-05-30
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自分の犬に対して、
どんな子とでも仲良くなって欲しい・・と、
相手の犬が自分勝手な行動をしていて、
自分の犬が嫌がっていたとしても、自分の犬を近寄らせようとしたり、
逆に相手の犬が嫌がっているのに
「うちの子は大丈夫よ」と近寄らせたり・・
と、そうした事をして、かえって自分の犬を
犬嫌いにさせてしまう事もあったりします。

でも、人間だって「好き」や「嫌い」はあると思います。
でも、大人はそうした事を素直に言ったり、
表情や態度で表してしまうと余計なトラブルを
引き起こしてしまう事を知っていますから
上手にカモフラージュして隠します。

「嫌い」で「苦手」だったとしても笑顔で接していれば、
相手に嫌われる事はありませんし、
逆に「好き」と言う感情を持っていたとしても、
それをあまり正直に言うと周囲からからかわれたり、
相手の伝えて、もし、相手に拒否されたら落ち込むし、
敗北感みたいなものも感じてしまう為、
「好き」と言う感情も抑えてしまう事は多いです。

でも、それができるのも、それまでの経験において
沢山の間違いや失敗をしてきたから・・
痛い経験をしてしてきたから・・
しかし、犬はそうした事は分かりません。
「好き」も「嫌い」も行動として
ストレートに表現してしまいます。

特に犬は「未知」のモノが苦手な為、
「嫌い」と認識して、吠えて遠ざけようとしたり、
確認しようとしたり・・
あるいは、逃げたり、隠れたりしようとしたりしますが、
それは、自分自身を守る為に必要な行動なのです。

でも、飼い主さんは、知り合いが「おいで」と言っているのに
自分の犬が「危険」だと判断して近づこうとしないと、
無理に近づけようとして
かえって、人嫌いにさせてしまう事もありますが、
犬は「嫌い」と言いつつも、しっかりと見て確認しているので、
しばらく観察をして「大丈夫そう」だと分かれば、
自分から近づいて行く事は多いです。

だから、犬が「嫌い」「苦手」「怖い」と言って拒否している時は、
まずはその気持ちを認めてあげ、その上で
「どこを怖がっているのか?」
「何を怖がっているのか?」を読み取ってあげる・・
犬は素直なので、「どこを見ているか?」とか
「それを見た後でどのくらいの反応を示すか?」で
怖がる対象や怖がる強さをある程度、計れますので、
怖がる対象を見た後に「大丈夫だよ」と言っておやつをあげたり、
飼い主さんが犬が怖がる対象と仲良くしている姿を見せたりして、
「怖い」と言う気持ちを少しずつ「大丈夫かも?」に変えて行き、
最終的に「好き」に変えて行ってあげるようにしてみる・・
と言うのも良いのではないかと思います。 (^▼^)ノ
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集団の中で

 2017-05-29
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子供同士で遊ぶ機会が少なかったり、
大人とばかり一緒に居て友達付き合いの経験が少ないと、
同い年の友達との会話や遊び方・・付き合い方が分からない・・・
と言う事もあるみたいです。

では、小さい頃から友達と遊んできた子なら大丈夫か?と言うと、
そんな事はなくて、友達同士で言い争いをしてしまったり、
本人は意図せず、相手を怒らせてしまったり、
傷つけてしまった・・と言う事もあると思います。

すぐに謝れば良いのかもしれませんが、
「相手が自分よりも格下の存在」だと思っていたりすると、
なかなか、自分の非を認める事ができなくて謝る事ができなかったり、
あるいは、相手に謝られたとしても、
その言動よりもそうした事をしてしまう相手の心理・・
自分の存在を「ないがしろ」にしている行動に対して腹が立って
許せなくなってしまったり・・と、
自分自身でも気がついていないような「劣等感」や
劣等感から来る「上下」や「勝ち負け」に対する強い意識・・
あるいは、そうした感情をコントロールするスキルが
まだ、無い事などが邪魔して争いが起きたり、
長期化してしまう事もあるのではないかと思います。

しかし、そうした事は大抵、当事者だけでは無く、
他の子達も関っている事は多いですから、
周りの子が仲裁に入ったりして、
争いを収める為の色々な方法を学ぶ
きっかけになったりする事も多いです。

喧嘩に対して無視をする子・・
応援して傘下に入ろうとする子・・
仲裁に入る子・・注意をする子・・
怒る子も居るし、悲しんだりする子も居ます。
そうした意見や感情を周りから投げかけられ、
その場は反発や反論をしたとしても、
一人になった時に色々と考えて
「自分が悪かったのかも?」と思ったり、思わなかったり・・

結果だけを見れば「どちらが悪い」と言う話になるかもしれませんが、
そこに至る過程において、一人では決して得られない
沢山の経験をする事ができたのではないかと思います。

しかし、犬の世界では、
なかなか、そうした経験を得る機会がない事も多いです。
一人っ子で集団行動をした事も無く・・・
他者の気持ちを考える経験も無ければ、
自分の感情をコントロールしなければならない・・
と言うような状況も無い・・

人間も相手を尊重し、敬意を払わなければ、
良い人間関係は築けないと思いますが、
犬も相手の気持ちを考え、
自分の気持ちをコントロールする気持ちをもてなくては、
相手の犬との良い関係性は築けないと思いますから、
相手の犬に興味を持ち、
相手の犬の気持ちや考えを思いやれる子にしてあげる為にも
沢山の犬との良い出会いの機会を与えてあげるようにしてみるのも
良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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「明るい」とか「大人しい」よりも

 2017-05-28
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犬の中にも社交的でどんな犬とでも気軽にご挨拶に行き、
そのまま遊びだしてしまうような子も居れば、
自分からご挨拶に行く事はないのだけれど、
向こうが来てくれたのならご挨拶はするよ!
と言う子も居たりします。

飼い主さんとしては、つい、他の犬と比べてしまって、
「うちの子もあれぐらい落ち着いていてくれたら・・」とか
「うちの子もあれぐれい社交的なら・・」と、
無いものねだりをしてしまう事も多かったりしますが、
犬の持ち味は、生まれ持った「気質」と、
飼い主さんの家の「影響」によって
作り出されている事も多かったりします。

飼い主さんが社交的で、
積極的に他の飼い主さんに声をかけたり、
ご挨拶をしたりしていれば、
犬は他の犬や人とご挨拶をするのは当たり前・・
「日常」となりますから、
犬とご挨拶をする事に対して
変に緊張をする事もなくなりますし、
飼い主さんもそれを見てニコニコとしているので、
犬も「これが正解なんだ」となって、
対犬・対人スキルはドンドンと伸びて行く事は多いです。

逆に飼い主さんが消極的で
相手の飼い主さんを避けるようにしていて、
犬同士がご挨拶をしていても「大丈夫かな?」と
不安そうな顔ばかりしていれば、
犬も「飼い主さんが心配するならご挨拶はしない方が良いのかな?」
となり、その行動に対して消極的になってしまい、
対犬・対人スキルが伸びずに経験不測から
苦手意識が強くなってしまう事もありますから注意が必要です。

ただ、対犬や対人関係が苦手と言うだけなら良い経験を沢山させて、
コミュニケーションスキルを伸ばしてあげれば良いだけですから、
実際はそんなに難しく考えないでも良いと思います。

難しいのは「怖い」とか「不安」と言う気持ちに対し
「攻撃的」になってしまう
「行動」を「選択」してしまう犬のケースです。

人間もそうですが、大人しくて、物静かなタイプ・・
が問題ではなく、その人が何を考え、どう動をしてくるか?
が問題ではないかと思います。

「大人しいけど、喋ってみたら、とても良い子だった」
と言うのなら良いですが、
話しかけたら「うるさい」と言われたり、
他人の悪口は人を不安にさせる事ばかり言うとなると、
友達になろう・・とは、
なかなか、思えないですからね・・

だから、自分の犬が「おとなしい」とか
「消極的」と言う部分で心配するよりは、
「相手の犬に対して吠えて怖がらせても平気な態度でいる」とか
「自分の楽しいを優先させて相手の気持ちを考えない」とか
「相手が自分の思い通りの行動をしないと怒る」など、
自己中心的過ぎて他者に優しくできない・・と言う部分が無いか?
と言う視点で見てみると共に、
もし、そう言う芽があったとしても、
そこは怒らずにどうしてそう言う行動をしてしまうのか?
を考えてみる事が大切だと思います。

自己中心的な行動をしてしまうのは、もしかしたら、
飼い主さんが普段、犬のワガママを許しすぎてしまっているせいで、
それが「当たり前」だと勘違いしてしまっているのかもしれませんし、
他者に優しくできないのは、犬自身、凄くストレスを抱えていて、
他者に優しくできるだけの余裕が無いからかもしれないからです。

遊び上手ではない大人しい子でも、
他の犬から好かれる子は沢山、居ますし、
逆に遊びを積極的に誘うけれど、
なぜか相手の犬に嫌われてしまう子も多いですから、
「遊び上手」を目指すよりは、
まずはおだやかで優しい子を目指してみるのも
良いのではないかと思います。 (^▼^)ノ
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行動は心を表す

 2017-05-27
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犬を迎えたばかりの頃は、とにかく家に慣れて貰いたくて、
多少、犬が吠えたり、イタズラをしても大目に見て、
「安心感を与えてあげよう」としますし、
そうした接し方を続けていると犬も慣れてきて、
自分から膝に乗ってくるようになったり、
遊びを要求するようになったり、
身体をこすりつけて甘えてきたり・・と、
自分やこの家にも慣れてきてくれて嬉しいと感じたりしますが、
そうして、少し余裕が出てくると、
今度は「しつけ」の方にも目を向けたくなり、
吠えたら「ダメ!」と叱ってみたり、
イタズラやワガママな行動に対しては、
犬の身体をひっくり返して抑え付けたりして、
「してはイケナイ」と言う事を教えようとしたけれど、
それがいけなかったのか、
名前を呼んでも聞こえないフリをするようになったり、
ボール遊びをしても、すぐに止めてしまうようになったり、
抱こうとすると警戒して逃げ回ったり、
凄く緊張して身体を強張らせるようになったり・・
と、に折角、良い関係を構築していたのに、
飼い主さんの「こうであるべき」や
「こうでなければ」を犬に押し付けすぎてしまった結果、
関係性が悪くなってしまった・・
と言う事も多いみたいです。

では、良い関係性を維持する為にはどうしたら良いのでしょう?
実は自分の行動に対して犬が嬉しがったり、
喜んでくれた行動を思い出してみるのも良いそうです。

オヤツをあげたら喜んでくれた
優しく身体を撫でてあげたら楽しそうに尻尾を振った
犬が芝生を駆け回っている所を「凄い、凄い」と言っていたら
嬉しそうにしてさらに走り回った・・など、
些細な事で良いので、そうした「具体的な行動」を
続けて行く事が大切になって来るそうです。

犬の「しつけ」を考えるようになると、
どうしても犬の「悪い行動」ばかりが目に付いてしまい、
「叱り」や「注意」が増えてしまって、
犬が喜んだり、嬉しがったりする事をしなくなってしまったり、
するとしても、犬が何か良い事をした時の
「ご褒美」や「見返り」として行うだけで、
犬との良好な関係性よりも「しつけ」となってしまう事も
多いですから注意が必要です。

名前を呼んでも来ない・・
飼い主との遊びに対して消極的・・
抱っこをしようとすると逃げる・・固まる・・
犬のそうした姿を見ると、
飼い主さんも「優しくしてあげよう」と思いますが、
犬が吠えたり、イタズラをしたり、ワガママな態度をしたりすると、
つい、同じように叱ってしまったり、
力で抑え付けようとしてしまう事は多いです。
でも、それは、頭の中で「優しくしてあげよう」と思っているだけで、
「こう言う時はこうしよう」と言った「具体的に行動」を考えていなかったり、
実行しようとしてはいない為、
結局、同じ事を繰り返してしまう事は多いみたいです。

犬の「心」や「気持ち」を見る事はできませんが、
犬の「行動」から「気持ち」を察してあげたり、
考えを読み取る事はできるそうです。
そして、それは人間も同じで
その人の「気持ち」や「考え」、「判断」は
「行動」として表されるそうですから
いくら「優しくしよう」と思っていても、
そこに「行動」が伴わなければ
その気持ちは本物とは言えないかも・・

結局、犬の気持ちよりも世間体・・
犬の気持ちよりも自分の中の「こうして欲しい」や
「こうでなければ」を優先させてしまっているから
飼い主さんの行動は変わらない・・
そして、飼い主さんが自分の事ばかりを考えていれば、
犬もまた、そんな飼い主さんの為に良い行動をしよう・・
とは考えないので、、
犬に優しくなって欲しいのなら、
まず、飼い主さんが犬に対して優しく接するようにしてみる・・
自分が喜ぶような行動をして欲しいのなら、
まず、飼い主さんが犬が喜ぶような・・
嬉しがるような行動をし続けてみる・・
と言うのも良いのではないかと思います。 (^▼^)ノ
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