人嫌いの飼い主さんを作っているのは

 2017-04-27
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「犬を育てる・・」と言う事は、
楽しい事が多い反面、
辛くて苦しい事も多かったりすると思います。

では、何がそんなに辛いのか?と言いますと、
実は「世間の目」や「周囲の評価」など、
「人間関係」が辛さや苦しさの
原因になっている事は多かったりします。

「自分の犬が吠えた」
「他の犬とごあいさつができない」
「リードを引っぱる」
「飛びかかる」

などと言った犬の行動も、
家の中や外でも二人っきりの時なら
何も困った事はないのですが、
いざ、周囲に人が居たりすると、
途端に「焦り」を感じてしまったり・・
では、なぜ「焦り」を感じてしまうのか?
と言いますと、
「犬が良い子かそうではないか?」とか、
「犬ができるか?できないか?」
と言った事を飼い主さんが
「自分の責任」と思ってしまっているからかもしれません?

人間社会における親子関係にも言えますが、
子供が問題を起こしたり、成績が悪かったりすると、
それは、全て親・・特に母親のせい・・
とされてしまう事は多く、
男女平等と言われている今でも、
「母性信仰」は根強く残っていると言えると思います。

また、学校生活における
「学歴主義」や職場での「成果主義」など、
「結果」だけで判断する価値観の中で長く過ごした事も
本来、長い目で成長を見守ってあげるはずの
「育てる」と言う部分においても、
結果や成果の思考が入り込み、
「早くできるようにさせなければ・・」とか
「他の犬と同じ事ができないと・・」となって、
「犬が少しずつできるようになって行く姿を見る喜び」の世界を
辛くて苦しい世界に変えてしまっているのかもしれません?

しかし、そうして周囲の人が飼い主さんを
「きちんとできて当然、できないのは飼い主が悪い」
と言う目で見ていれば、飼い主さんもまた、
自分の犬に対する評価が厳しくなってしまいます。
そして、飼い主さんの犬に対する評価が厳しくなれば、
犬もまた、イライラしてストレスが溜まり、
行動の問題を起こすようになり、
結果として、飼い主さんはそれを見てイライラし、
それを見ている周囲の人も飼い主さんに対してイライラする・・
と言う悪循環に陥ってしまう危険性もあると思います。

でも、周囲の人に「変わって」と言うのは難しいです。
だかr、まずは飼い主さん自身が
「こうであるべき」とか「ああでなければ」と考えるのではなく、
「これから、これから」とか「大丈夫、大丈夫」と、
そうした気持ちで犬を見守ってあげるようにするのが良いと思います。

飼い主さんが焦っている時は、
犬もまた、焦りや不安を感じていますから
そうして、飼い主さんが焦りや不安を減らして行くようにすれば、
犬もまた、焦りや不安が減って行きますから、
頻繁な行動の問題も減って行くかもしれません?

また、意外と周囲の人がそうは思っていなくても、
飼い主さん自身が一番、周囲の目を気にして、
「こうであるべき」とか「ああでなければ」と、
一人で焦ってしまっている事も多かったりします。

でも、自分でそう言う風に思っている・・と言う事は、
他者に対しても、つい、そう言う目で見てしまい、
知らず知らずのうちに
行動の問題で悩んでいる飼い主さんに対して
「きちんとできて当然、できないのは飼い主が悪い」
と言う目で見てしまっている事もあるかもしれません?

「犬嫌いの人間を作っているのは、犬の飼い主さん」
と言われる事は多いですが、
意外と「人嫌いの飼い主さんを作っているのもまた、犬の飼い主さん」
と言う事もあるかもしれませんから、
他者のできるとかできないとか
自分のできるとかできないとかを超えて
「一緒に頑張ろう」と言う「横の意識」を持つ事で
犬を育てる事に対する焦りや不安と言ったものも
解消されて行くのではないかと思います。 (^▼^)ノ
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