「干渉」の原因

 2017-04-26
02DSC00080.jpg

犬を育てる時、
「過保護」と「過干渉」について
考えてみる事も大切では無いかと思います。

ちなみに「保護」と言う言葉を調べてみると、
「外からの危険・脅威・破壊などから、かばい、守ること」とあり、
「干渉」を調べてみると、
「立ちいって他人の物事に関係すること。他人のことに立ちいり、
 しいて自分の意思に従わせようと指図・妨害すること」
となっています。

一般的には「過保護はいけない」とされていますが、
外からの「危険」や「脅威」から犬を守り、
犬が危険な事をしようとしている時に助ける事を
過剰に行ったとしても特に問題は無いと思いますが、
犬の問題に立ち入り、言い分も聞かずに
一方的に自分の意思や意見に従わせようとする事を
過剰に行うのは大問題なので、
実際は「過干渉はいけない」となるそうです。

勿論、「保護」の中には
「相手が望んでいる」と言う事が大前提としてありますので、
犬が「ああしたい」とか「こうしたい」と望んでいるのに
「それはダメ」とか「こうしなさい」と
頭ごなしに言う事を聞かせようとしてしまうとしたら、
例え、それが犬の為だとしても
「過干渉」になってしまう事もありますし、
犬がこれまでできなかった事に対して
自分の意思でチャレンジしようとしているのに
「ダメ、危険よ」とか「怖いから止めて」と、
飼い主さんの方が不安な気持ちから
犬の意思や行動を止めてしまうのも
「保護」ではなく「干渉」になってしまったりしますので、
犬がまだ、できない・・
分からない事をサポートし、守ってあげるのが「保護」で、
犬が頑張ればできるのにやらせない・・
犬が考えるべき問題を代わりに考えてあげてしまったり、
犬が解決すべき課題を代わりにやってあげてしまったりと、
犬の問題や課題に立ち入り、
自分の考えや判断を押し付けてしまうのは「干渉」・・
と考えてみるのも良いのではないかと思います。

「犬の性格」は生まれ持ってきたものだけではなく、
後天的な働きかけによる影響も強いです。
干渉が強ければ強いほど犬の自主性は失われ、
好奇心や感受性も失われてしまうそうです。

人間の子供も小さい頃は、
「仮面ライダーになりたい」とか、
「ケーキ屋さんになりたい」など、
やりたい事やなりたい事が沢山、あったハズなのに、
親の反応を意識するようになったり、
周囲の自分に対する評価を気にするようになると、
「なんて言うのが正解なんだろう?」とか
「褒められる為にはどう言えば良いのだろう?」と、
そんな事ばかりを考えるようになって、
純粋に「自分はどうなりたいか?」
を見失ってしまう事は多いそうです。

そして、それは子供の話だけではなく、
飼い主さんもまた、犬の喜ぶ事、嬉しがる事が中心になり過ぎて、
自分は飼い主としてどうしたいか?
自分は犬と何をしたいか?
が分からなくなってしまう事も多かったりするそうです。

「犬の為に何ができるか?」
そうした気持ちは「保護」につながります。
でも、その気持ちがあまりにも強すぎてしまい、
「犬の喜ぶ事、嬉しがる事が見たい」と、
犬を太らせ過ぎてしまったり、
ワガママに育ててしまったり・・
となってしまうとしたら問題です。

犬だってガマンが出来るし、
教えてあげればルールも守れるハズなのに、
飼い主さんの方が「可哀想」と思ってしまったり、
「犬の喜ぶ顔が見たい」と我慢をさせなかったりするとしたら、
それは「犬の為に」と言いつつ、
飼い主さん自身の「喜び」や「嬉しい」が中心になってしまっていて、
自分の気持ちをコントロールできていない・・
と言う事もあるのかもしれません?

「干渉」の原因は、相手を「できない存在」だと思ってしまっているから・・
と言う事も多いそうです。
「できない」と思うから口を出したくなるし、
「無理」だと思うから代わりにやってあげたくなってしまう・・
だから、「干渉」を止める為にも、
犬を「できる存在」として扱い、大きな心で見守ってあげる・・・
と言うのも良いのではないかと思います。 (^▼^)ノ
カテゴリ : トラックバック(-) コメント(-)
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫