犬が飼い主さんの顔を見るのは?

 2017-03-04
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犬を連れてお散歩をしている時、
親子連れとすれ違う事も多いのですが、
そんな時、犬を見た子供が「ワンワンだ~」と
嬉しそうに叫ぶ事は多いです。

たまに親の手を振り切って走り寄って来る子供も居ますので、
そこは注意なのですが、子供は自分の喜びや嬉しさを
「母親に伝えたい」と思うものなのだそうですし、
母親もまた、「ワンワンだね」と言って子供に笑顔で応えますが、
父親の場合、無言で終わらせてしまう事も多かったりします。

親が自分と同じように微笑んでくれて言葉を返してくれると、
子供は「喜びを分かち合えた」と感じて、
そこから「もっと喜びを分かち合いたい」と色々な事に興味を示し、
自分の感情を素直に表現して行けるそうです。
しかし、親が無言だったり「ワンワンだね」と素っ気無い態度をとったりしてしまうと、
子供は物足りなさを感じてしまい、
犬を見た時の喜びや嬉しさが消え去るワケではないのですが、
色々な事に興味を持ったり、自分の感情を積極的に表現する機会が減ったりして、
将来の人間関係において、お友達とのやり取りに対して消極的になってしまったり、
人間関係が広がりにくくなってしまう事もあるそうですから
「共感性」を育てて行く為にも
「微笑みの交換」は凄く大切になってくるそうです。

母親や周囲の大人に見守れて育った子供は、
「いつも守られている」と言う安心感を心に抱くと同時に
見守ってくれている人に対する信頼感も育って行くそうです。
この感情を「基本的信頼」と言うそうですが、
それは心の発達や人格形成にとって重要な基盤となると共に
「母親のまなざし」は子供の中に「行動規範」も作って行くのだそうです。

例えば、幼い子供が困った時や不安を感じた時、
母親の顔を見る事は多いですが、この時、母親が自分の事をきちんと見ていてくれて、
優しく声をかけてくれたりすると子供は安心する事ができる。
つまり、子供にとって母親のまなざしや声、しぐさは
自分のしている事が安全なのか?危険なのか?
正しいのか?間違っているのか?
を判断する為の基準となっているのだそうです。

でも、これは犬にとっても同じだと思います。
犬が吠えた後に飼い主さんの顔を見たり、
飼い主さんの顔を見てから自分の行動を決めたり・・
「犬にいつも見られている」と思う飼い主さんは多いと思いますが、
実は飼い主さんの表情やしぐさを見て、
自分の行動が安全かどうか?
正しいのか?間違っているのか?
を決めているのだと思います。

でも、そうは言っても、
いくら叱っても行動の問題が収まらない・・とか、
本当に困っているのに止めてくれない・・・と、
悩まれている飼い主さんも多いと思いますが、
意外と「止めて欲しい」と思っているだけで、
本当に止めさせようと言う程の行動はしていなかったり、
あるいは、飼い主さんは犬に自分の言う事を聞かせる事ばかりで、
犬の気持ちを全く見ていなかった為、
犬は飼い主さんの表情やしぐさを見て、
「自分勝手にやった方が良い」と言うような
誤った「行動規範」を作ってしまった可能性も高いですから、
飼い主さんが「心配、心配」と不安そうな顔をして、
犬の行動を制御してしまうばかりではなく、
犬の行動に対して「楽しいね」とか「嬉しいね」と共感の言葉を返し、
犬の「好奇心」や「感受性」を育ててあげつつ、
他者との関係性の楽しさ・・
コミュニケーションに対する積極性から
育ててあげるようにしてみるのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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