デメリットを与えてコントロールしようとばかりしない

 2017-02-17
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「犬のしつけ」とは犬が守るべき「ルール」など、
基本的な生活習慣を教える事であり、
そうした「ルール」や「生活習慣」を決める事から始まるそうです。

しかし、飼い主さんは多くの場合、
ハッキリとした「ルール」や「生活習慣」もなく、
その場、その場の気分で犬の事を注意したり、
他の犬と比べてダメな部分・・できない部分を見つけては叱る・・
と言う事も多かったりするみたいです。

その上、そうした行動を無意識に行っており、
自分の思い通りに犬が行動したら褒めて、
そうじゃないと叱る事を繰り返したり・・

でも、そこから犬が受け取るメッセージは、
「言う事を聞かないと愛情は与えないよ」と言う脅迫です。

愛情をチラつかせてコントロールする・・

その行動の何処に危険性があるか?と言いますと、
「言う事を聞いたら愛情を与える」と言うのは
「条件付けの愛情」なので、頑張れば頑張るほど、
「頑張った結果、愛情を貰えた」となってしまい、
「本当の意味では愛されていないんだ・・」
と愛情の希薄さを感じてしまうのです。

人間だって「美人だから好き」と言われても
「じゃあ、美人じゃなくなったら?」となるし、
「若いから好き」と言われても
「じゃあ、歳をとったら?」となると思います。

そんな風に「条件付けの愛情」は
本物の愛情だとは感じられませんので、
もし、犬が飼い主さんの事を見限ってしまい、
愛情を欲しがらなくなってしまったとしたらどうなるでしょう?

飼い主さんは「愛情」をチラつかせても
犬が言う事を聞かなくなってしまうので、
コントロールする事ができません・・

人間の子供も大きくなって親に愛想を尽かし、
親が「愛情」ではコントロールできなくなると、
今度は「お小遣い」をカットしたり、
「家から出す」など言う、さらなるデメリットを持ち出して
言う事を聞かせようとしますが、
犬の場合も飼い主さんが言う事を聞かせようとして「ごはん」を抜いたり、
家の外に出したりとエスカレートしてしまうケースもありますから、
そもそもにおいて「デメリットを与えて言う事を聞かせよう」
と言う発想を止めて、
犬が飼い主さんの言う事を聞きたい・・
聞いた方が嬉しいし楽しい事がある・・
と思って貰えるような育て方をした方が良いのではないかと思います。

愛情をチラつかせるのではなく無条件の愛情を与える・・
条件付けの愛情で育った犬は
飼い主さんに対して常に不信感を持っていますが、
無条件の愛情で育てられると、
多少、叱られても強い信頼と絆で結ばれているので、
飼い主さんの事を嫌ったりはしません。

勿論、「ルールだからこの通りにしなさい・・」と、
一方的に押し付けるのではなく、
人と犬が共に楽しく暮らす為の「ルール」でなければなりませんし、
小さい時からその家のルールに沿って育てていけば、
あえて「ルール」だと教えなくても犬は「そういうもの」として受け入れ、
それにそって生きていくようになります。

勿論、途中からでも「ルール」を教えたり、
変えたりする事はできますが、
人間だって「習慣」を変えるのは大変なのですから、
長い時間をかけてゆっくりと・・が良いと思います。(^▼^)ノ
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