マーブル君を連れてみんなとお散歩

 2013-04-30
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「アニマルプロテクション」さんから
一時預かりをさせていただいている「マーブル」君と
先住犬を連れて、祝日の公園へとお散歩に行ってみました。

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人を見ると吠える事もあったマーブル君ですが、
野球をする人達のそばを通っても大丈夫になりました。

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でも、昼間のお散歩はまだまだ苦手らしく、
緊張からお口は開き、
目はテンパってしまっています(^^;

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それでも、休日にもかかわらず人の少ない公園なので、
匂いを嗅ぐ事はできました。
匂いを嗅ぐ事で精神的に落ち着ける事は多いですので
「マーキングしちゃうから・・」と犬に匂いを嗅がせないのではなく、
マーキングをしたら水をかけるようにして、
ドンドンと匂いを嗅がせてあげるのも
良いのではないかと思います。

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先住犬の匂いを嗅いでいます。
これは、不安だから相手の情報を知りたい・・・
匂いを嗅いで安心したい・・と言う行動なのですが、
匂いを嗅がれている方からしたら、
迷惑だしマナー違反な行為なので、しつこく匂いを嗅ぐようなら
止めさせて我慢をする事を教えてあげるようにしています。

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この日は「sideWAN」さんの新店舗、
犬のセルフウォッシュのお店「ドッグ&スマイル」の準備や
「アニマルプロテクション」さんの
荷物を運ぶお手伝いなどをしていたので、
その後は「sideWAN」のオーナーさん達と一緒に
お散歩をさせていただく事になりました。

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「犬を見ると吠えてしまう・・」
「犬を見ると逃げてしまう・・」
と言う風に犬が苦手な子の場合、
「なるべく、他の犬と会わせないように」したり、
逆にドッグランなどに連れて行って
「他に犬と遊べるように」と思ってしまう事は多いですが、
こうして距離を置いて、一緒の方向に向かって歩いて行く・・
と言うのは、かなり有効な犬慣れの練習方法だと思います。

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まぁ、人間だって知らない人同士で集められて
「好きな事をして楽しんで・・」
と言われても困りますけど、
目的を与えられて一緒に行動をする・・
団体行動の中で仲良くなれる事は多いと思いますし、
犬もドッグランで「自由に遊べ」と言われるよりは、
一緒に歩く事で心強くなって自信が芽生え、
落ち着いてお散歩ができるようになる事は多いです。

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お散歩を続けているうちに
マーブル君にも落ち着きが出てきたようで
口が閉じてきて、目にも落ち着きが戻ってきました。
でも、だからと言って、
「他の犬と仲良くさせよう」と不用意に他の犬に近寄らせてしまうと
咬傷トラブルの原因になってしまう事もありますので、
最初は無理をせず、他の犬との距離を確保してあげるのも重要です。

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マーブル君も段々と他の犬とのお散歩が楽しく、
心強くなったのか、一生懸命に後を追うようになりました(^^)

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お散歩に不安を抱えている犬の場合、
みんなで一緒に歩く事で、
不安だったお散歩が楽しいお散歩になり、
いつもだったら吠えているような場面でも、
吠えなくなる事は多いです。

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少し、緊張していますが、
暗く沈んだ目からイキイキとした目になり、楽しそうです(^^)

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「sideWAN」さんの子達は、
普段からオーナーさんのお手伝いをしている為、
犬への対応がしっかりしています。
ですからマーブル君に対して、嫌がる態度や怒るような態度をせず、
それなりに受け入れてくれたと言う事は、
マーブル君が素直になってきた証拠だと思います。

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そろそろ、帰ります。

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マーブル君も最初は他の犬が苦手で近寄れなかったですし、
不安と緊張でテンパリ気味でしたが、
最後の方は自信が生まれ、こんなに近くを歩けるようになりました♪


まだまだ、犬を苦手とする気持ちが払拭できたわけではないと思いますが、
最初から「犬と遊べる」と言った高望みをするのではなく、
こうした積み重ねをする事で、
いつか、犬を見ても過剰に反応する事も無くなり、
平然とご挨拶ができるようになるのではないかと思います(^▼^)ノ
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後ろ回転を覚えたマーブル君を先住犬に会わせる

 2013-04-29
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「アニマルプロテクション」さんから
一時預かりをさせていただいている「マーブル」君です。

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毎日、少しずつですが爪を切っています!
・・でも、黒い爪はどこまで切って良いのか分かり辛い(^^;


マーブル君は「後ろ回転」ができるようになりました♪
まだまだ、ぎこちないですが、
数回の練習でここまで、できるようになったのですから、
とても素直で頭の良い子だと思います。
今後の成長が楽しみ♪

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ビックリな話かもしれませんが、
マーブル君がウチに来て、
約1ヵ月目にして始めて先住犬に会わせました(^^)

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でも、それは何故かと言いますと、、
マーブル君は他の犬に対して攻撃的な態度をしてしまうからです。
でも、それだって、マーブル君が悪いわけでは無く、
マーブル君を捨てた飼い主がマーブル君を他の犬に会わせてこなかったから・・
社会化不足で、犬に慣れておらず、
不安と恐怖から自己防衛の為に噛んでしまうと言う事だと思います。

勿論、だからと言って
「噛んでも良い」と言うわけではありませんし、
犬とトラブルを起こさないよう、
犬が来たら「抱っこをしてやり過ごす」と言う事でもなく、
犬は怖くない・・
攻撃的になる事は何もない・・
と言う事を教えてあげる事にしています。

まぁ、でも「犬と仲良くさせる」と言うと、
犬が平気な犬を両手で押さえ、
犬が苦手な犬に好きなだけお尻の匂いを嗅がさせて、
「ハイ、もうお友達ね」と言うやり方をするトレーナーさんも居ますが、
それって、匂いを嗅がれている犬は凄く嫌だと思いますし、
子供同士が喧嘩をした時に、叱り付けて、無理やり握手をさせ、
「ハイ、仲直りね」と言うぐらい、
当人同士の心を無視したやり方ではないかと思います(^^;


ですから、最初は犬と仲良くさせる事を考えるよりも
「犬を無視できれば良い」のではないかと思います。
犬を見たら吠えていた犬が無視をできるようになった事で吠えない・・
犬を見ると噛み付いていた犬が無視をできるようになった事で噛みつかない・・
それだけでも大進歩だと思います(^^)

また、犬が居る時におやつを与えて
「犬が近くに居る時の方が。沢山、良い事がある」
と言う風にしてあげるのも良いと思います。
「犬が居ると、良い事があるし、
 犬が居ても、無視をしていれば大丈夫・・」
と思ってくれれば、犬も攻撃よりも無視をするようになりますし、
そうして、心に余裕が生まれると、
段々と他の犬が居ても大丈夫・・
他の犬が居ても怖くない・・
他の犬と居ると美味しいものが貰えるし、なんか楽しい♪
となって行ってくれる事は多いと思います(^^)

ちなみに先住犬と会わせるまで1ヵ月もかかったのは、
マーブル君の心境が変化するまで
それだけの時間が必要だったからです・・・
もし、もっと前に会わせていたら、
我慢もせず、考える前に攻撃をしてしまっていたと思いますし、
僕の制止も聞かなかったと思います。

マーブル君も要求的な吠えが無くなり、
アピール排泄も無くなり、
室内でのコマンド排泄ができるようになってきたので、
あとは、他の犬への過剰な反応が無くなれば、
マーブル君の行動面での「ケア」は終わりでは無いかと思っています。
勿論、その行動を定着させるまで数ヶ月はかかると思いますが、
とりあえずは他の犬とも仲良くできる・・
それを目指したいと思います♪(^▼^)ノ
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「クレーマー犬」にさせない

 2013-04-28
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「吠える犬」と言うのは、
吠える事で人や犬、物音などを遠ざけようとしたり、
吠える事で反応を確かめようとしたりと、
不安や恐怖心から吠える事が多いですが、
中には「自信たっぷり」に吠えている犬も居たりいます(^^;

以前、「自信」は自分で考え、選択し、行動した事が
良い結果に結びつく事で養われると書きましたが、
自信たっぷりに吠えている犬と言うのは、
考え、選択し、「吠える」と言う行動をした結果、
「飼い主さんが要求に答えてくれた」など、
良い結果に結びついた事で
「吠える事」に対して自信を持ってしまった事は多いと思います。

そう言う犬は「吠える事」に自信を持っていますので、
「叱り」に効果が無い事が多いです・・・
まぁ、人間だって「ワンマン社長」や「自己中心的な夫」など、
自分の考えに強い自信が持っている人ほど相手の意見を聞き入れない・・
聞こうとすらしない事は多いですからね・・

では、どうするか?
その「自信」を一度、失わせる必要があるのではないかと思います。
「ワンマン社長」だって、社員がみんな辞めてしまえば、
さすがに自信を失い、自分の言動を反省すると思いますし、
「自己中心的な夫」だって、奥さんが居なくなり、
一人ぽっちになってしまえば、考えを改めると思います・・
ですから、犬の場合も「吠えてもひたすら無視」をする事で
段々と「自信」を失い、飼い主さんの言う事を
聞いてくれるようになる事は多いと思います。

勿論、最初は犬も自信を持っていますので、
無視をする事でいつも以上に吠えてしまう事もあると思います。
でも、吠えて暴れて自分の意見を通そうとするのは自己中心的な考え・・
ある意味「クレーマー」的な行動です。

しかし、自信が無くなって行くと、段々と「吠え」も弱くなって行きます。
でも、そうなってくると、
今度は飼い主さんの方が「可哀想」となり、
つい、優しくしてしまう事は多かったりするみたいです・・・

でも、それをしてしまうと「やっぱり自分の思い通りになる」と、
これまで以上に「吠え」に自信をもってしまったり、
さらに「弱いフリをすると自分の要求が通る」と言う、
新たな自信を持ってしまう事もありますので注意が必要です。

人間だって、恋人間で喧嘩になった時、
電話やメールを一切、無視しようと思っても、
つい「可哀想だから・・」と、優しくしまった事で、
喧嘩の原因になった事をその後も続けられてしまったり、
「どうせ許してもらえる」と無視が通じなくなる事も多いと思いますからね・・

でも、犬の自信を失わせたままと言うのもダメなので、
そこで、正解の行動を教え、
正解の行動ができたら、褒めておやつを与えてあげるようにします。
そうして、「正解の行動をすると良い事がある」と理解すると、
それが、新たな自信になる事は多いです。
つまり、「悪い行動をすると良い事が起きる」と言う認識から
「良い行動をすると良い事が起きる」と言う認識に変えてあげ、
良い行動に対して自信を持たせてあげると言う事です。

「自信を失わせる」と言うと可哀想な気がしますが、
人間だって無視をされ、嫌われてしまった事で
はじめて「自分勝手だった・・」と気づく事もあると思います。
まぁ、そこまでならないと気づけないと言うのも残念な話ですが、
それだけ「自分の考えや行動を信じ込んでいた」・・
「自信」と言うのは強いものだと言う事だと思います。

でも、自信を失う事でようやく他人の意見を聞けるようになる事もありますし、
正しい方向に自信を持たせてあげれば、
ドンドンと良い方向に進んで行くと思います。
そう言う意味では、
犬に「新たな価値観を伝えてあげる」と言う事ではないかと思います(^▼^)ノ
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犬も三つ子の魂、百まで?

 2013-04-27
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「アニマルプロテクション」さんから
一時預かりをさせて頂いている「マーブル」君・・

うちに来たばかりの頃は不安で暗い顔をしていましたが
最近は本当に明るくなってくれて、
コマンドコミュニケーションの時も、
よく尻尾を振ってくれるようになりましたし、
最近は足の間を8の字にくぐるのも上手になり、
後ろ歩きもマスターしてくれました(^^)


「クリッカー」では「紙コップを倒す」と言うのをやっています。
置いてある紙コップを鼻や足で押して倒すと
クリッカーが鳴っておやつが出てくると言う思考ゲームです。

まぁ、ゲームと言っても、
ルールのハンドブックがあるわけではありませんし、
あってもマーブル君は読めませんので、
「紙コップに近寄ったら正解」→「紙コップの匂いを嗅げたら正解」
→「紙コップを押したり倒せたら正解」
と、徐々に正解へと導いて行った結果、
紙コップが倒せるようになりました(^^)

最初は自分の行動とクリッカーの音と食べ物が出てくる事を
うまく関連付ける事ができない・・
考えようともしなかったのですから、
凄く成長したと思います!
他にも、朝でも夜でも一日中、吠えていたのが、
人が居る時はもちろん、留守中の間も吠える事が無くなりましたし、
クレートにも喜んで入るようになり、
コマンドによる室内排泄もできるようなりました。

そう考えると、成犬からでも遅くは無いと思うのですが、
まだまだ「成犬になったら手遅れ・・」と
思われている飼い主さんは多いみたいです。

まぁ、「犬のしつけ」でも
「臨界期」や「仔犬の頃からの社会化」が大事と、
「パピー教室」が行われる場所も増えましたが、
やっている事は「オテ」や「オスワリ」、
「呼び戻し」などと言った「トレーニング」や「勉強」が
主体な事は多いみたいです。

多分、人間の子供の「三歳児神話」のように、
「小さいうちから色々な事を覚えさえておくと良い」
と言う流れからかもしれませんが、
実際は人間の子供だって三歳児に
「遊んだおもちゃの後片付けを自発的にさせよう」と思っても難しいそうですし、
三歳の子供に「おもらしをしないように言っても失敗してしまう」事はあるそうです。
そうして、小さい子供に無理な事をさせようとするとできない事の方が多く、
親は焦りや苛立ちから
ストレスを高めてしまう事も多いそうですので注意が必要です。

また、「臨界期(感受性期)」が重要と言われますが、
3~4歳までに覚えた言葉でも、
その後、使い続けなければ忘れてしまう事は多いそうですし、
この時代にきちんと「あいさつ」ができるようにしつけられたとしても、
それを続けていなければ、子どもはすぐにしなくなってしまうそうです・・
って、これは犬も一緒だと思います(^^;

小さいうちは他の犬と仲良く遊べたのに、
2歳ぐらいになったら急に遊ばなくなってしまった・・と言う事は多いですし、
仔犬の頃は色々な芸ができたけど、
その後、飼い主さんが褒める事をサボっていたらやらなくなってしまった・・
と言う事も多いですので、
小さいうちから色々な事を教えようと焦るよりは、
成長に合わせて少しずつ教えてあげる方が良いかもしれません?

また、「三つ子の魂、百まで」と言う言葉がありますが、
これは「魂」であって「知性」の事ではないそうです。

「魂」とは「心」の事・・
つまり、小さい時に親や飼い主さんから愛され、周りの人からも大切にされ、
良い習慣の中で「ルール」と「我慢」を学んで育った子は、
大きくなってからも道を踏み外す事は無い・・と言う事であり、
小さい時に色々な事を覚えさせておけば、100歳まで忘れない・・
と言う事ではないそうです。

「脚側」ができても「不安で電柱の匂いも嗅げない」と言うのでは困りますし、、
勉強も大事ですが、楽しい生活の中で
「好奇心」と「感受性」を育んであげる事の方が大切かもしれません?(^▼^)ノ
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「考えろ」と言われても・・

 2013-04-26
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「SHERLOCK (シャーロック)」と言う海外ドラマを見てみました(^^)
現代のイギリスに「シャーロック・ホームズが居たら?」と言う内容で、
スマホなどの最新機器を駆使して難事件を解決していく所は面白いものの、
性格的にはちょっと問題があり、事件の真相について
「自分が分かるのだから、みんなも分かっているだろう?」と言う視点で話す為、
視聴者も含めて周りの人間が困惑していると
「頭があるんだろう? 考えろよ?」と言うのですが、
2択問題ならまだしも、ヒントや問題が漠然とし過ぎている為、
「考えろ」と言われても何を考えていいのかすら分からない・・
と言うのが正直な感想です(^^;

まぁ、ホームズの凄さを強調する為、
視聴者が簡単には謎を解けないようにはなっているのですが、
でも、これって、飼い主さんに叱られている時の犬も
似たような気持ちなのではないでしょうか?

例えば、部屋の中にトイレが設置してあるのに関らず、
仔犬がそこでしない場合・・
人間は「トイレがあるのだから、トイレでするのが当たり前だろう!」
と思ってしまいがちですが、
教えていなければ犬には分かりません・・
そんな風に「知ってて当たり前」と言う
「常識」を基準に犬を叱ってしてしまうと、
犬からしてみれば理不尽に感じると思いますし、
正解も不正解も教えていないのに、
犬に「考えろ」と言っても、犬の「考える力」は養われないと思います。

実際、「考える力」と言うのは、
「考える事」を繰り返す事で身につく「思考の習慣」だそうです。
ですから、犬に「考える力」を養わせたいのなら、考える事ができる環境・・・
考えなければならない環境を与えてあげる必要があるそうです。
・・つまり、犬が吠えると「うるさいから」と言って食べ物を与えて黙らせたり、
犬が吠えたら「うるさいから」と飼い主さんが理由を考えて散歩に連れて行ったり・・
そんな風に飼い主さんが先回りして、犬の要求に答えてしまっていては
犬の「考える習慣」は身につかないと言う事だと思います。

でも、それは人間だって同じだと思います。
身近に頼りになるドッグトレーナーさんが居て、
聞けば、なんでも教えてくれる・・
とても恵まれた環境だとは思いますが、
それに甘えて自分で考える事をしなければ、
「考える習慣」が身につかず、
いちいち、ドッグトレーナーさんに聞かないと
どうして良いのか分からない・・
と言う風になってしまう事もあると思います。

でも、そんな風に考えられない飼い主さんでは、
犬を考えさせる事は難しいと思いますので、
犬の「考える力」を養う為にも、
まず、飼い主さんが「考える力」を養う必要があるのではないかと思います(^▼^)ノ
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