犬を通した交流

 2017-04-28
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犬の飼い主さん同士でお友達になる・・
昔はホームページで同犬種の飼い主さんを探したり、
お散歩中に知り合った飼い主さんに
自分の犬の名前と写真が入った名刺を渡したり・・と、
そうした事も流行しましたが、
友達が増えて楽しい事が増える一方で、
やっかみを受けたり、
根も葉もない悪い噂を広められたりして、
犬を通した友達を作るのが怖くなってしまった・・
と言う事もあったりするみたいです。

人間同士の友達は自分で選ぶ事ができますが、
犬の友達は犬を中心にして形成される事は多いです。

だから、
「あの人に嫌われたらあの広場に行けなくなる」とか、
「ご近所の犬グループに参加し続ける為には、
 他の飼い主さんと同じようにしないと無視される」
などと言った苦労も普通にあるみたいで、「自分の犬の為に・・」と、
嫌々、威張っている飼い主さんの言う事を聞いたり、
馬鹿馬鹿しいと思えるルールを守ったりしている飼い主さんも多いみたいです。

「なんであなたはそんなに偉そうなの?」とか
「なんでこんな事をしなきゃいけないの?」と思えますが、
逆に言うと、そこは「犬を中心にしたつながり」なのです。
だから、深い人間同士の深い友達関係を望むのではなく、
「お互いに犬を育てる為の情報交換をどうしたら気持ちよくできるか?」
とか、
「お互いに犬の知識や経験を深める為に協力し合う・・」など、
飼い主さん同士で尊重しあいつつ、相手の考えや判断、
プライバシーには踏み込まない・・
と言う事が大切になってくるそうです。

「仕事」をする時もそうですよね?
いちいち、仕事相手と「深い友達関係」を求めません・・
仕事を通した交流・・
その場における「即席の信頼関係」を作って
仕事の効率や作業を優先させて行く・・

そう言った意味では、
やたらと高い位置から威張り、干渉してくる飼い主さんや
犬の為では無く、自分達の楽しみの為に集まり、
噂話ばかりをしているグループに在籍する必要があるのか?とは思いますが、
それこそ「犬を通した交流」と考え、
割り切って「その場限りの感じの良い関係」を
試みてみるのも良いのではないかと思います。

傷つくのを怖れて避けてばかりいたり、
最初から心に壁を作ってしまっていると、
相手もそれを察知して、距離を置こうとされてしまいます・・
「孤立」をすると、どうしても情報が入りにくくなってしまいますし、
犬同士のコミュニケーションが少ないと言うのは、
犬を育てて行く上で良い環境とは言えない事も多いですので、
まずはできる範囲で良いので、自分から話しかけてみて、
相手に何か嫌な事を言われたとしても、
聞き流したり、やり過ごしたりするようにしてみる・・

ドライな関係のようですが、
焦らず、ゆっくりと始めてみる事で、
意外とあなたの近くにあなたと同じような事を思っていて、
深い信頼関係が築けるお友達が
見つかる事もあるのではないかと思います。(^▼^)ノ
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人嫌いの飼い主さんを作っているのは

 2017-04-27
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「犬を育てる・・」と言う事は、
楽しい事が多い反面、
辛くて苦しい事も多かったりすると思います。

では、何がそんなに辛いのか?と言いますと、
実は「世間の目」や「周囲の評価」など、
「人間関係」が辛さや苦しさの
原因になっている事は多かったりします。

「自分の犬が吠えた」
「他の犬とごあいさつができない」
「リードを引っぱる」
「飛びかかる」

などと言った犬の行動も、
家の中や外でも二人っきりの時なら
何も困った事はないのですが、
いざ、周囲に人が居たりすると、
途端に「焦り」を感じてしまったり・・
では、なぜ「焦り」を感じてしまうのか?
と言いますと、
「犬が良い子かそうではないか?」とか、
「犬ができるか?できないか?」
と言った事を飼い主さんが
「自分の責任」と思ってしまっているからかもしれません?

人間社会における親子関係にも言えますが、
子供が問題を起こしたり、成績が悪かったりすると、
それは、全て親・・特に母親のせい・・
とされてしまう事は多く、
男女平等と言われている今でも、
「母性信仰」は根強く残っていると言えると思います。

また、学校生活における
「学歴主義」や職場での「成果主義」など、
「結果」だけで判断する価値観の中で長く過ごした事も
本来、長い目で成長を見守ってあげるはずの
「育てる」と言う部分においても、
結果や成果の思考が入り込み、
「早くできるようにさせなければ・・」とか
「他の犬と同じ事ができないと・・」となって、
「犬が少しずつできるようになって行く姿を見る喜び」の世界を
辛くて苦しい世界に変えてしまっているのかもしれません?

しかし、そうして周囲の人が飼い主さんを
「きちんとできて当然、できないのは飼い主が悪い」
と言う目で見ていれば、飼い主さんもまた、
自分の犬に対する評価が厳しくなってしまいます。
そして、飼い主さんの犬に対する評価が厳しくなれば、
犬もまた、イライラしてストレスが溜まり、
行動の問題を起こすようになり、
結果として、飼い主さんはそれを見てイライラし、
それを見ている周囲の人も飼い主さんに対してイライラする・・
と言う悪循環に陥ってしまう危険性もあると思います。

でも、周囲の人に「変わって」と言うのは難しいです。
だかr、まずは飼い主さん自身が
「こうであるべき」とか「ああでなければ」と考えるのではなく、
「これから、これから」とか「大丈夫、大丈夫」と、
そうした気持ちで犬を見守ってあげるようにするのが良いと思います。

飼い主さんが焦っている時は、
犬もまた、焦りや不安を感じていますから
そうして、飼い主さんが焦りや不安を減らして行くようにすれば、
犬もまた、焦りや不安が減って行きますから、
頻繁な行動の問題も減って行くかもしれません?

また、意外と周囲の人がそうは思っていなくても、
飼い主さん自身が一番、周囲の目を気にして、
「こうであるべき」とか「ああでなければ」と、
一人で焦ってしまっている事も多かったりします。

でも、自分でそう言う風に思っている・・と言う事は、
他者に対しても、つい、そう言う目で見てしまい、
知らず知らずのうちに
行動の問題で悩んでいる飼い主さんに対して
「きちんとできて当然、できないのは飼い主が悪い」
と言う目で見てしまっている事もあるかもしれません?

「犬嫌いの人間を作っているのは、犬の飼い主さん」
と言われる事は多いですが、
意外と「人嫌いの飼い主さんを作っているのもまた、犬の飼い主さん」
と言う事もあるかもしれませんから、
他者のできるとかできないとか
自分のできるとかできないとかを超えて
「一緒に頑張ろう」と言う「横の意識」を持つ事で
犬を育てる事に対する焦りや不安と言ったものも
解消されて行くのではないかと思います。 (^▼^)ノ
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「干渉」の原因

 2017-04-26
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犬を育てる時、
「過保護」と「過干渉」について
考えてみる事も大切では無いかと思います。

ちなみに「保護」と言う言葉を調べてみると、
「外からの危険・脅威・破壊などから、かばい、守ること」とあり、
「干渉」を調べてみると、
「立ちいって他人の物事に関係すること。他人のことに立ちいり、
 しいて自分の意思に従わせようと指図・妨害すること」
となっています。

一般的には「過保護はいけない」とされていますが、
外からの「危険」や「脅威」から犬を守り、
犬が危険な事をしようとしている時に助ける事を
過剰に行ったとしても特に問題は無いと思いますが、
犬の問題に立ち入り、言い分も聞かずに
一方的に自分の意思や意見に従わせようとする事を
過剰に行うのは大問題なので、
実際は「過干渉はいけない」となるそうです。

勿論、「保護」の中には
「相手が望んでいる」と言う事が大前提としてありますので、
犬が「ああしたい」とか「こうしたい」と望んでいるのに
「それはダメ」とか「こうしなさい」と
頭ごなしに言う事を聞かせようとしてしまうとしたら、
例え、それが犬の為だとしても
「過干渉」になってしまう事もありますし、
犬がこれまでできなかった事に対して
自分の意思でチャレンジしようとしているのに
「ダメ、危険よ」とか「怖いから止めて」と、
飼い主さんの方が不安な気持ちから
犬の意思や行動を止めてしまうのも
「保護」ではなく「干渉」になってしまったりしますので、
犬がまだ、できない・・
分からない事をサポートし、守ってあげるのが「保護」で、
犬が頑張ればできるのにやらせない・・
犬が考えるべき問題を代わりに考えてあげてしまったり、
犬が解決すべき課題を代わりにやってあげてしまったりと、
犬の問題や課題に立ち入り、
自分の考えや判断を押し付けてしまうのは「干渉」・・
と考えてみるのも良いのではないかと思います。

「犬の性格」は生まれ持ってきたものだけではなく、
後天的な働きかけによる影響も強いです。
干渉が強ければ強いほど犬の自主性は失われ、
好奇心や感受性も失われてしまうそうです。

人間の子供も小さい頃は、
「仮面ライダーになりたい」とか、
「ケーキ屋さんになりたい」など、
やりたい事やなりたい事が沢山、あったハズなのに、
親の反応を意識するようになったり、
周囲の自分に対する評価を気にするようになると、
「なんて言うのが正解なんだろう?」とか
「褒められる為にはどう言えば良いのだろう?」と、
そんな事ばかりを考えるようになって、
純粋に「自分はどうなりたいか?」
を見失ってしまう事は多いそうです。

そして、それは子供の話だけではなく、
飼い主さんもまた、犬の喜ぶ事、嬉しがる事が中心になり過ぎて、
自分は飼い主としてどうしたいか?
自分は犬と何をしたいか?
が分からなくなってしまう事も多かったりするそうです。

「犬の為に何ができるか?」
そうした気持ちは「保護」につながります。
でも、その気持ちがあまりにも強すぎてしまい、
「犬の喜ぶ事、嬉しがる事が見たい」と、
犬を太らせ過ぎてしまったり、
ワガママに育ててしまったり・・
となってしまうとしたら問題です。

犬だってガマンが出来るし、
教えてあげればルールも守れるハズなのに、
飼い主さんの方が「可哀想」と思ってしまったり、
「犬の喜ぶ顔が見たい」と我慢をさせなかったりするとしたら、
それは「犬の為に」と言いつつ、
飼い主さん自身の「喜び」や「嬉しい」が中心になってしまっていて、
自分の気持ちをコントロールできていない・・
と言う事もあるのかもしれません?

「干渉」の原因は、相手を「できない存在」だと思ってしまっているから・・
と言う事も多いそうです。
「できない」と思うから口を出したくなるし、
「無理」だと思うから代わりにやってあげたくなってしまう・・
だから、「干渉」を止める為にも、
犬を「できる存在」として扱い、大きな心で見守ってあげる・・・
と言うのも良いのではないかと思います。 (^▼^)ノ
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心の貯金

 2017-04-25
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いくら教えても、
「犬が言う事を聞かない・・」
「犬が望んだ行動をしてくれない・・」
と言う場合、
「犬に言う事を聞かせよう」とする前に
「犬の言う事をよく聞いてあげる」
と言う事から始めてみるのも良いそうです。

「リーダー論」などでは、
犬の言う事を聞いていると舐められるから、
犬からの要求には応えず、
飼い主の言う事だけを聞かせる・・
と言う風に教えられる事もあるそうですが、
そうして、犬の言う事を聞かないようにした事で、
こちらの言う事も聞いて貰えなくなった・・
と言う事は多く、まぁ、人間だって、
子供の言い分は聞かないで
親ばかりが言う事を聞かせようとしていれば、
段々と子供も言う事を聞かなくなったり、
言われる前に姿を消したりするようになると思いますし、
そうしてお互いに相手の気持ちを考えずに
「自分の我」ばかりを通そうとしていれば、
いつまでも平行線のまま・・・
お互いに
「言う事を聞かない・・」
「望んだ行動をしてくれない・・」
と腹を立て続ける事になってしまう事も多いです。

飼い主さんとしては、
「犬が良い子にしてくれたら、私も望みを叶えてあげるのに」とか
「犬が言う事を聞いてくれたら、私も言う事を聞いてあげるのに」など、
飼い主さんと犬との間で「勝った」とか「負けた」とか、、
どっちの方が「上だ」とか「下だ」など、
上下や勝ち負け思考で争っていれば、
ドンドンと「無条件の愛情」からは遠ざかってしまいます。

「無条件の愛情」は他者に対する「基本的な信頼感」に影響を与えます。
「勝った」とか「負けた」とか「上」とか「下」などとは関係なく大切にされ、
優しく、愛情を受けて育つからこそ、
「自分の事を好き」に思えるようになり、
他者の事も大切に思えるようになる・・
そうした気持ちから「信頼」や「安心」が生まれ、
「信頼」や「安心」を寄せる事ができる飼い主さんが居るからこそ、
飼い主さんを中心にして、よその人や犬に対しても
「信頼」や「安心」を持って接する事ができるようになるそうです。

犬が言う事を聞かない・・
その行動の裏には様々な心の動きがあったりしますので、
行動だけで理由を判断するのは難しいですが、
もし、犬と心が離れてしまった・・と思った時は、
言う事を聞かせようとするよりも、
「どうして、言う事を聴こうとしないのか?」
と、犬の気持ちを考え、安心感を与えてあげて、
信頼を得るようにしてみるのも良いのではないかと思います。

信頼は貯金のようなものなので、
コツコツと貯めて行く必要があります。
「もう○歳だから」とか
「他の子はできるのに」と言う事では無く、
その子の成長は、その子の「心の貯金」がどれだけあるか?
で変化してきますので、まずは
「「信頼」や「安心」を得られる存在になる」と言う風に
考えてみるのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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「行動」よりも「気持ち」に注目する

 2017-04-12
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夫婦の会話や親子の会話など、
当たり前になってくればくる程、
相手の話を真剣には聞かなくなってしまう・・
と言う事は多いのではないかと思います。

例えば、洗濯や料理をしながら聴く・・とか、
何かの用事をしながら聞く・・とか、
拭き掃除をしながら・・
目線を合わせずに返事だけをする・・
他の事を考えながら聞いていたり、
相手の話が終わる前に
「そんな事より・・」と自分の話をし始めたり、
「また、同じ話?」とうんざりした顔で聞いたり、
相手が話している最中に否定の言葉を挟んだり・・

勿論、話す時間や話す内容によっては、
そうなってしまう事もあるかもしれませんが、
そんな聞き方ばかりをしているとしたら、
相手は決して「聞いて貰えた」とは
思えないのではないかと思います。

ですから、相手の話を聞く時は手を止めて、
相手の顔を見ながら、
話に興味を持って聞く事が大切になって来るそうです。

また、「聴く」と言っても話の内容だけではなく、
話をし始めた人がその話をどうしてしたいと思ったのか?とか、
その話を通して、その人はどう感じ、何を思ったのか?と言う風に
話の奥にある「気持ち」にも注目して聞く事が重要になってくるそうです。

それは、犬の気持ちを聴く時も同じだと思います。
犬の行動の問題に悩んでいると、
つい、「吠えた」とか「反抗した」など、
行動だけで判断してしまいがちですが、そうではなく、
その行動をした犬が「どうして、その行動をしたいと思ったのか?」とか、
その行動を起こす前の状況を振り返ってみて、
その犬はその状況に対してどう感じ、何を思ったのか?など、
行動の奥にある「気持ち」に注目し、
「気持ち」を推測してあげる事も重要になってくるそうです。

人間も「楽しかった」と言いつつ笑顔にムリがあったり、
「大丈夫です」と言いながらどこか元気が無かったり・・と、
言葉だけで判断してはダメな場合があると思いますが、
犬も「吠えた」と言う事実だけではなく、
「吠え方」の特徴や「吠え声」の強弱など、
「どう言う行動をしているか?」よりも
「どう言う気持ちでその行動しているか?」と、
「気持ち」に意識を向けてあげる事が必要になってきます。

まぁ、男性よりも女性の方が
「気持ち」に対しては敏感だと思いますが、
どうしても「世間体」だったり、
「こうであるべき」などの先入観や固定観念が強くなってしまうと
自分の「気持ち」ばかりを見てしまい、
犬の「気持ち」に寄り添ってあげられなくなったりもしますが、
その結果、「聞いてもらいたい」とか
「分かって欲しい」と言う強い気持ちから
「激しい吠え」や「暴れる」などの行動をしてしまう事もありますから、
まずは「犬の行動をコントロール」しようとするよりも
犬の気持ちが聞けるように、
自分の感情や行動をコントロールしてみるのも
良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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