「優越感」も「劣等感」も・・

 2017-06-25
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職場の時給が上がったのは凄く嬉しい事なのですが、
問題は長く働いている人と
一年未満の人の時給が同じになってしまった事なのです。

個人的には給料が下がったわけではないし、
上がったのだからそれで良いと思うのですが、
同じように長く働いている人の中には
「それはおかしい」と上司に直談判をしに行く人も居たり・・・

勿論、会社全体の決定なので、
上司にもそんな権限はないのですが、
長く働いているので知識や経験、人望もあり、
自分の仕事や役割に自信を持っていて、
職場でも自分は必要とされている・・と思っていた所に
「後輩と同じ給料」と言う扱いをされては
自分の価値に自信を失ってしまうし、
「コレまで自分は安い給料で働いてきたのに・・」など、
怒りや悲しみ、妬みや羨ましい・・
などと言った感情に流されてしまう事もあると思います。

では、どうして「羨ましい」とか「妬ましい」と言った気持ちが生じるのか?と言いますと、
それは「他者と比較するから」だそうです。

「自分は自分」と思っていれば、
そこまで「羨望」の気持ちは湧いてきませんが、
そうした気持ちが強い人は、
上を見ては「劣等感」を感じ、
下を見ては「優越感」を感じてしまう・・
自分自身は何も変わらないのに、
上を見たり、下を見たりする事で一喜一憂していると言うのは、
自分の気持ちは「環境」によって左右されてしまっている・・
と言う事になってしまいます。

「他者に勝っている」と言う「優越感」を持てたとしても、
環境が変われば簡単に「劣等感」になってしまい、
安心することができない・・
だから、他者との比較によって自分を・・他者を評価する事に
こだわらない方が良いのだそうです。

では、その為にはどうしたら良いか?と言いますと、
他者では無く「過去の自分」と比較するようにしてみる・・
「過去の自分」と比べて
「現在の自分」はどのくらい成長しているか?で考えてみるようにする。

職場での仕事も他者と比較をするのではなく、
自分を変え、高める為に取り組んでみると、
「昨日はこのぐらいの時間で仕事を終わらせられたから、
 今日はもう少し早く仕事を終わらせられるようにしてみよう!」
など、自分の気持ちが環境によって左右される事がなくなりますし、
目標を数値化する事で成長が認識しやすくなり、
頑張ろうと言う気持ちも高まるのではないかと思います。

しかし、自分に対して「妄信」や「過信」があると、
そうした事も難しくなってしまうのだそうです。
「自分はできる人間だ」と言う思い上がりがあると、
自分の枠の中で仕事をこなそうとして、
逆に自分の成長にストップをかけてしまったり・・
そして、自分の成長にストップがかかってしまうと、
周囲の人間の成長に目が行ってしまって
「比較」の気持ちが生まれしまいますし、
「過信」や「思い上がり」が自分の成長を止めてしまっているにも関らず、
「会社が自分の才能を認めようとしない・・」
などと思ってしまう事もありますから、
比較は過去の自分とするようにして、
少しでも良いから「昨日の自分よりも上に行く」と言った気持ちで
仕事を取り組み続けて行くのが良いのではないかと思います。

そうして、昨日の自分よりも伸びている・・
「成長」を感じたのなら「まだまだ・・」などとは思わずに
「自分を認める」と言う訓練をしてみるのも良いそうです。

「承認欲求」が強すぎるのは問題ですが、
仕事とは「誰かに認めて貰う為」に行うものだそうです。
特に商売などはお客さんに認めて貰わなければ成り立ちませんから、
自分をアピールする必要もあると思いますが、
自分に自信がなければ、それも無理な話になってしまいます。

そして、それは、犬との暮らしにも必要になってくる事だと思います。
他の飼い主さんと比べて、自分の方が上だとか下だとか、
優れているとか劣っている・・なんて言うのは、
環境次第・・もっと言うと、自分の気持ち次第なのです。
だから、昨日の自分と比べ、
少しでも今日の自分が成長できるように努力する事が大切ですが、
そう言うと、昨日より1cm成長していたのしても、
「10cm伸びなければ意味が無い」と、
「こうであるべき」が邪魔して自分自身を認める事ができず、
結果、「劣等感」をいつまでも感じ続けて、
お散歩に行く時も人目を避けてしまう・・など、
色々な事に対して消極的になってしまう事もありますから
まずは「ありのまま」の自分を認め、
ほんの少しの成長でも自分を肯定して行く事が大切ですし、
そうした事を続けて行けば、積もり積もって一年後・・
大きな変化につながって行くと思いますので、
まずは「ありのままの自分」を受け入れてみるのが良いのではないかと思います。
なぜなら「比較」が無ければ
「優越感」や「劣等感」に振り回される事もないですからね! (^▼^)ノ
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目指すべき「目標」を前に

 2017-06-24
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「仕事ができる人」を大きく分けると
「作業ができる人」と「人間関係がうまい人」の
二つのタイプとなるそうです。

あなたが頼まれた仕事をどんなに早く、正確にできたとしても、
あなたの周りに居る人との関係性が悪くて協力関係が整わず、
全体的な仕事のペースが遅れてしまっているとしたら、
「作業ができる人」と言う個人的な評価は貰えるものの、
結局、仕事ができないチームの一人として扱われてしまう事も
多いのではないかと思います。

また、「対人関係の問題」と言っても種類があり、
相手との会話の中で意見がぶつかりあう事と、
「きっとアイツはこう思っているハズ」とか
「自分の意見なんか言っても・・」など、
自分勝手な「妄想」を膨らませてしまう事で
コミュニケーション自体に踏み込めず、
良好な対人関係を築けない・・と言う問題があるそうです。

まぁ、相手の会話の中で意見がぶつかるのなら、
摩擦はあるものの、本当の意味で相手の色々な事が
分かってくると思いますが、
「妄想」は自分勝手な解釈で終わってしまう為、
何の進展もできないまま、終わってしまう危険性もあるそうです。

犬と暮らす時も、犬の気持ちや考えを知ろうとせずに、
「反抗している」とか「自分の事をなめている」と、
決めつけしまう事もあるのではないかと思います。
そうした勝手な「妄想」に基づいたトレーニングをしても
良好な関係性は築けないと思いますし、
犬の気持ちや考えを見て考えた結果、
やっぱり「反抗」や「飼い主をなめていた」と言う結果になったとしても、
それは、実際にコミュニケーションを行った結果、知り得た情報であり、
誤解や食い違いがあったとしても、相手の意見を聞き、
自分の意見を伝えると言うコミュニケーションを続けて行く限り、
いずれ解決できる問題ではないかと思います。

仕事にしろスポーツにしろ「目指すべき目標」があると思います。
「期日までにノルマをこなさなければならない」とか、
「優勝」と言った目標に向かってみんなで本気で進んで行く時、
個人的な「好き嫌い」や「上下」の意識、
「メリット・デメリット」などは考えている余裕はなくなり、
みんなで一致団結して行くと思います。
そして、それが「プロ」であり、
自分の気持ちや考え、時間を会社やチームの為に捧げるから
お金を貰う事ができるのではないかと思います。

「個人」を捨てて「全体」の為に自分に何ができるか?を考えて行く・・

つまり、「人間関係のもつれ」や「妄想」で悩んでいる状態と言うのは
「全体」よりも「個人」を優先させてしまっている・・
と言う事かもしれないそうです。

そして、それは、犬を育てて行く時にも言えると思います。
「犬とより良い生活を送る」と言う目標の為に自分に何ができるのか?

「近所の人たちはきっとこう思っている」と言う妄想から
飼い主さんが犬友達を作ろうとしない為、
自分の犬にも友達を作ってあげられない・・とか、
「こんな事を言ったら笑われるのでは?」とか
「こんな事を聞いたらバカにされるのでは?」
と言う妄想から悩みを他者に打ち明けられず、
自分独りで問題を抱え込んで先に進めない・・などと言うのも
「大きな目標」を前に「個人」を優先させてしまっている状態かもしれません?

「犬とより良い生活を送る」と言う目標の為に
犬とのコミュニケーションが必要なら意思の交換を積極的に行い、
他の飼い主さんとの良好な関係性が必要だと思うのなら
そこを頑張るようにしてみる・・

人間関係に対して不安や恐怖があると、
「妄想」を理由にして逃げだしたくなる事もあると思います。
でも、目の前の「逃げる」と言う「目標」を達成する前に、
「なんで苦手である人間関係を頑張ろうとしたのか?」
と言う理由をもう一度、思い出してみるのも良いと思います。

「個人」を捨て、「目標」を達成する為に
「飼い主である自分に何ができるか?」を考えて行くと、
犬もまた、飼い主さんの目指す「目標」を意識してくれるようになると思いますし、
目標を意識する事で、犬との関係性・・
犬友達との関係性の大切さにも気付けるのではないかと思います。

犬との歩みに停滞を感じている飼い主さんの中には
「目標」を見失っていたり、
そもそも「目標」がなかったりする事も多かったりしますが、
「目標」を持ち、自分達のできる範囲で頑張り続けて行く事で、
犬との関係性をより良くして行けると思いますし、
いつか、大きな目標にも辿り着けるのではないかと思います。(^▼^)ノ”
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「ごめんね」で済ませない

 2017-06-23
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犬が飼い主さんに対して吠えている時、
反射的に「ごめんね」と謝ってしまう飼い主さんも多かったりします。

何かしら謝罪の気持ちがあって謝っているのかもしれませんが、
犬も気持ちを伝えたくて吠えているのに反射的に謝っているだけで
犬の気持ちを読み取ろうとしなければ、
犬だって嬉しくはないと思いますし、
逆に飼い主さんに対して責める気持ち・・
「謝るなら、こちらの要求を満たせよ」と言う要求的な感情は
抱いたままになってしまう為、
飼い主さんに対して「負の感情」を溜めてしまう事も
あるのではないかと思います。

また、「ごめんね」と言うだけでは、
飼い主さんは「自分の気持ち」しか表現していないので、
お互いの気持ちや考えは平行線のままです。
基本、犬も人も「自分」にしか関心がないので、
犬は飼い主さんに謝って貰ったとしても、関心があるのは、
「飼い主さんが自分に対してを何をしてくれるか?」ですし、
飼い主さんも自分の中の気持ちしか見ていない為、
「犬が何を求めているか?」に気づかない・・・
と言う事もあると思います。

また、飼い主さんが「ごめんね」と謝って自分を責める事が
解決に結びつかないばかりか、
かえって問題を悪化させてしまう事もあるそうですから注意が必要です。

なぜなら、謝ってばかりいると、
飼い主さんの気持ちはドンドンと落ちて行き、
自信もドンドンと奪われてしまうから・・
人は不思議なもので「自分自身を責めている存在」に対して、
逆にその存在を責めたくなる心理が働くそうですし、
犬は犬で、自分よりも下の存在になりたがる飼い主さんに対し、
優越感を覚えてますます、攻撃的になる・・・
と言う事もあるからです

そして、何よりも問題なのは「謝って済ませよう」とする事で
「犬と飼い主さんが困るような行動をどうやって解決して行くか?」と言う
「本質的な問題」に目を向けなくなってしまうからだと思います。

犬が飼い主さんに対して文句を言ったり、ワガママな態度をしてくるのは、
「こうしたい」とか「こうして欲しい」と
「自分の気持ちを伝えたい」と言う欲求の表れですし、
飼い主さんが犬の要求にこたえてあげるのも
犬の「こうしたい」とか「こうして欲しい」を
理解してあげたいと思っているからだと思います。

そうして、お互いに気持ちを伝えよう、理解しようとしているのに
問題が大きくなってしまうのはどうしてなのか?と言いますと、
犬は「伝えたい」ばかりで「聞く」と言う気持ちが薄いし、、
飼い主さんは「聞いてあげたい」ばかりで
「伝える」と言う気持ちが薄いからかもしれません?

自分の気持ちばかりを相手に押し付けようとして、
相手の気持ちを理解しようと気がない・・
または、
自分の気持ちや考えを押し殺して、
相手の気持ちばかり考えている・・と言うのでは、
良好なコミュニケーションはできないと思いますので、
飼い主さんがまず、ガミガミと言いすぎているな~と思ったら、
犬の気持ちや考えを聞くようにしてみたり、
犬の気持ちばかりを考えて、自分の気持ちや考えを伝える努力をしていないな・・
と思ったら、伝える努力と犬の「聞く耳」を育てるようにしてみのも良いと思います。

人間、どうしても「自分の得意な事」ばかりをしてしまいがちですが、
ちょっと努力をしてみて、お互いに気持ちを伝えつつ、
相手の気持ちを尊重し合えるような・・
そんな愛と優しさに満ちた暮らしを目指してみるのも
良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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相手の心に焦点を当てる

 2017-06-22
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自分から他者に対して話しかけるのが苦手で、
職場でも上司に対して必要以上に話しかけたり、
説明を求めたりする事ができず、
上司に仕事を押し付けられても
「できません」と言って怒鳴られるのが怖くて、
つい、引き受けてしまう・・

上司が指示の内容がよく分からない時も
下手に質問をして「そんな事も分からないのか?」とか
「前にも教えたハズ」と言われるのが嫌で
「いつも通りにやれば良いんだろう」と解釈して
仕事をはじめたものの、
キャパ以上の仕事を押し付けられているのでミスも出るし、
期日にも間に合わない・・
「指示通りにやっていないじゃないか!?」と怒鳴られ、
ドンドンと自信を失って行ってしまうし、
もう、これ以上、叱られたくないので、
「できません」とか「分かりません」が言えず、
質問や説明を求める事もできないから
さらにミスを連発してしまう・・と言う悪循環に
陥ってしまう事もあるそうですから注意が必要です。

こうした事は仕事に限った話でもないのですが、
解決のポイントとしては、
相手の「心の状態」に目を向ける必要があるそうです。

頼んだ仕事を引き受けたのにも関らず、
期日になってもできていない・・
指示通りにやっていない・・となれば怒るのは当然です。
もし、事前に「期日までに終わりそうも無い」と、
現在の仕事の状況を伝えておけば、
「まだ30%か」とか「あと、どのくらいでできそうだ」と、
上司も仕事の流れが把握できて、
計画や仕事の割り振りを検討しなおす事もできるが、
期日までに何の報告もなければ、
上司の判断材料はできたか?できていないか?の二択となり、
「できていない」となれば、上司の信頼を失ってしまうし、
関係性も悪くなってしまうと思います。

勿論、途中の段階で報告したとしても怒られるかもしれませんが、
「こうしたらどうだ?」とアドバイスをくれるかもしれませんし、
上司も自分の仕事の分配の仕方が間違っていたと感じて、
仕事を他の人にも分配してくれるようになるかもしれません。
また、仕事の基本は上司の考えや意向に沿う事だそうですから、
きちんと確認をせずに安易に
「はい、分かりました」と引き受けてしまうと、
ピントがズレて自分の頭の中で作り上げた勝手な仕事をしてしまい、
「そんな事は言ってない」と言われて、
仕事に対するOKを貰えない・・と言う事もありますから
指示された事を紙に書き留める事も大切だそうです。

メモした事を復唱して確認を取り、
分からない事があれば質問をし、
メモを見ながら相手が求めている事を読み取るようにしてみる・・
そして、実行に移る前に
「やるべき事」を紙に書いて「優先順位」をつけ、
「段取り」をつけてから行動をする
習慣をつけるようにしてみるのも良いそうです。

そうして、やるべき事が決まれば、
あとは段取りに沿って「いかに効率よくできるか?」を
考える事ができるようになるからです。

犬のトレーニングでも同じですが、
トレーナーさんに言われた事に対して「分かりました」とだけ答え、
家で自主トレをしている時に
分からない事や上手くいかない事があっても「申し訳ない」とか
「迷惑では・・」と思って質問ができず、
結果、次のトレーニングの時になってもできていなくて、
色々とアドバイスを貰って「分かりました」と答えるけど、
結局、次の時もできずにいる・・
と言う事もあるのではないかと思います。

途中の段階で「ここが分からない」とか
「あそこが上手くできない」と言ってくれれば、
もっと的確なアドバイスをして貰えるのに、
「はい、分かりました」としか言わず、
勝手な判断をした結果、「できない」となれば、
お金を払って教えを受けているのが勿体無いですから、
トレーナーさんに言われた事をメモに取り、
分からなければ質問をすると言うのが良いのではないかと思います。

その後、「やるべき事」を紙に書いて「優先順位」をつけ、
「段取り」をつけてから行動する・・・
最初は優先順位が分からなくて悩むと思いますから、
そこも含めて相談し、メモを見ながら段階を踏んで進んで行き、
分からない事があれば、すぐに質問をするようにしてみれば、
トレーナーさんから的確な指導やアドバイスが貰えると思いますし、
「トレーナーさんが何を求めているか?」が分かるようになると、
「犬との暮らしにおいて何が必要なのか?」
などと言う事も分かってくると思いますので、
良好なコミュニケーションを築く為に
「聴く」と言う事と「伝える」と言う事をもっと意識してみるのも
良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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「損得」で接し過ぎない

 2017-06-18
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犬は「その場」の「損得勘定」で考える事は多いです。
でも、それは人間も同じで「損得勘定」自体は悪い事では無く、
ごく当たり前の普通の事だと思いますし、
そうした「損得勘定」を基準にして、
犬を育てている事もあるのではないかと思います。

例えば、「ホラ、おやつをあげるからコレをしなさい」と、
「得」をチラつかせて犬の行動を促したり、
逆に「そんな子は知らないよ」と言って犬のそばから離れるなど、
「損」を提示して、犬の行動を止めようとする事もあると思います。

勿論、そうした事も犬が色々な事を知る段階だったり、
「して良い事」と「してはいけない事」を判断する為のきっかけ作りとして
行うのなら良いのですが、意外といつまで経っても、
「得」をチラつかせて犬の行動を促そうとしたり、
「損」を提示して犬の行動を止めようと
してしまっている事は多いのではないかと思います。

しかし、その結果、犬は「損得勘定」でしか
動かなくなってしまう事もありますから注意が必要です。

飼い主さんが「おいで」と言っても、
そこに「得」が無さそうだったら「聞こえないフリ」をして行かないし、
飼い主さんが叱っても、よその犬の方が気になれば吠え続ける・・など、
飼い主さん以上に楽しい事がある・・など、
「得」があれば、そっちを優先させてしまう犬になってしまう事も多いのです。

でも、本当はそう言う犬になって欲しいワケではないと思います。
「損得」を越えた「関係性」を作りたかったと思うのですが、
そうなってしまったのは、犬がワガママで自分勝手なわけではなく、
飼い主さんが「損得」を提示して育ててきてしまったからかもしれないのです。

人間の場合も「損得勘定」が強い人が居ますが、
「損得勘定」が強すぎると、他者と人間関係を持つ時も
自分の「自尊心」を支える為に利用しているだけで、
本当の意味で他者に「共感」したり「思いやり」を持ったり、
「感謝」したりする能力に乏しく、
現実的な「信頼関係」を持つことができなかったりもするそうです。
また、「良心」に乏しく、利己的で、
学習の結果「うわべ」だけの「思いやり」を示す事はできますし、
そんな自分に対し、
「自分は良心的で利他的な行いをしているのだから、
 他者から愛されるべき存在」と自己評価をしていたりもするそうですが、
現実とのギャップに密かに悩んでいる・・と言う事は多いみたいです。

犬の場合はそこまででは無いにしろ、
「損得勘定」が強くなってしまうと
他者に対して「思いやり」を持てなくなってしまったり、
「共感」に乏しくなって常に自己中心的に行動し、
計算から「媚び」を売るような可愛らしい行動もできたりはするけれど、
心の中では他者に対して不信感を持っていて、
飼い主さんとの健全な信頼関係を持つ事ができない・・
と言う事もあったりしますから、
「犬の為」と言って、犬にとっての「得」ばかりを提示して
動かそうとするのではなく、「損」や「得」を越えた
「関係性作り」を考えて行くのも良いのではないかと思います。

「犬がしたくなくてもやらなければならない」
「犬がやりたがっても、やらせない」
その為には、飼い主さんとの関係性が重要で、
何かを提示して犬を動かすのではなく、
犬の行動に対して「褒め」や「無視」、
「叱り」を用いる必要があると思うのですが、
実際は「犬が可哀想」と言ってできない人も多かったりします。

でも、
「犬がやりたくなくてもやらせなければならない時」や
「犬がやりたがってもやらせてはダメな時」はあると思います。
それを、「しない」とか「させない」と言うのは、
本当の意味で「犬の為」になるのでしょうか?

「損得」の意識が強く、自分の価値が低いと思う人ほど、
「オヤツ」などの「得」に頼り、
「魅力的な飼い主さんになろう」とか
「なれる」などとは思えない事もあるかもしれませんが、
そんな風に飼い主さんが自信を持てずにいれば、
「魅力的な飼い主」からは、ますます、遠ざかってしまうと思いますので、
「得」や「損」を提示して犬の行動をコントロールしようとするのではなく、
まずは、犬の気持ちや考えを「尊重」し、
「やればできる存在」として、犬の事を見てみるようにしてみるのも
良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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