クレートの中での排泄アピール

 2016-12-07
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うちで預かっている仔犬君・・
昨日からクレートの中で排泄をしてしまっていました。
長時間、クレートに入れているワケでもないのにどうしたのだろう?
と、お腹の調子を心配したのですが、
どうやら、排泄アピールだったみたいです。

排泄アピールの理由は色々と考えられますが、
一番の理由として考えられるのは、
僕とのコミュニケーションが楽しくなったから・・
ではないかと思います。

撫でたり、プレイパウごっこをしてジャレたり、
コマンドをしたり、お散歩に行ったり・・
それが楽しくて、どうにかクレートから出て遊びたいけど、
吠えると別の部屋に連れて行かれてしばらく放置されてしまうので、
次に考えた方法が「排泄アピール」なのではないかと思います。

クレートの中で排泄をしてしまうなら
クレートなんて使わなければ良い・・
と言う意見もあるでしょうけど、
災害があって避難所に行った時、
クレートの中に居て貰わなければならないのに、
「外に出たいから」と排泄アピールをされ続けられても困りますので、
今のうちから排泄アピールには応えない・・
と言う風にしようと思います。

勿論、クレートの中は安全で安心としなければなりませんから、
叱ったりはしませんが、
排泄アピールをした事に対してメリットを与えないように気をつけつつ
クレートの中に入れたタオルやシートだけを静かに取り替えて無視・・
と言う対応をしてみる事にします。

無視(消去)を使うと、こちらの気を引きたくて、
一時的に排泄アピールが強まる可能性もありますが、
それでも、何も良い事が起きない・・
あるいは、タオルとシートを取り替えたあと、
一人だけ静かに他の部屋に移される・・と言うデメリットがあれば、
段々と排泄アピールはしなくなって行くのではないかと思います。

まぁ、排泄アピール自体は困りモノですが、
逆に言うと、こちらを動かそうとする知恵が出てきた・・
と言えるのではないかと思います。

今までは自分の感情のおもむくまま・・
こちらの行動に反応して喜んだり、悲しんだりしていた子が、
自分の欲求の為に人間を動かそうとしてきたのですから
物凄い成長を感じます。
また、こちらの反応を考えるようになった・・
未来を予測して自分の行動を変えられるようになった・・
と言う事は、こちも教え方次第によっては、
この子の行動に変化を与えられるようになった・・
と言う事だと思いますから
犬の「こうしたい」を聴きつつ、
こちらの「こうして欲しい」を聴いて貰うようにしたいと思います。

そんな双方向のコミュニケーションができるのが
「犬」と言う存在の素晴らしさだと思いますから、
お互いに気持ち良く暮らして行く為にはどうしたら良いか?
を一緒に考えて行きたいと思います。(^▼^)ノ
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モチベーションの維持

 2016-12-06
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「犬の心を育てる」と言う事は分かっていても、
日々の生活が忙しかったり、
「これまでの習慣」が抜けなかったりして、
最初は頑張るものの、中々、続けられない・・
と言う飼い主さんも多いのではないかと思います。

では、どうすれば続けられるか?
自分を変えていけるか?と言いますと、
やはり「モチベーションの維持」が
重要になってくるのではないかと思います。

「モチベーション」を維持して行く為には、
「外発的な動機付け」と「内発的な動機付け」が必要です。
「外発的な動機付け」とは、自分の頑張りに対し、
他の飼い主さんから「犬が良くなりましたね」とか
「凄いですね」など「周囲の良い評価を得る」と言った、
外から得られる喜び(報酬)が行動の動機付けとなるケースを言い、
「内発的な動機付け」は「犬の笑顔が増えた気がして嬉しい」とか
「犬の気持ちが分かるのが楽しい」など、
内面的な喜び(報酬)が動機付けとなるケースを言うそうです。

飼い主さんが犬の行動の問題の改善に頑張る場合、
周囲の人の評価を良くしたい・・
他の人に迷惑をかけたくない・・など、
内発的な動機付けのようでいて、
実は世間の目を気にしたしつけ・・
「外発的な動機付け」で行う事は多いと思いますが、
長期的なモチベーションを維持して行く為には、
その行動自体が楽しく無ければならない・・
つまり、基準が曖昧な「誰かの評価を得る為には?」よりも
「自分が楽しい」と言う評価を得る為にはどうしたら良いか?
を考えて行く事が大切になってくるそうです。

その為にも、まずは「自分がどうなったら楽しいか?」とか
「どうなったら嬉しいか?」を考えてみる・・

それが「目標」になると思います。
しかし、「遠い目標」は中々、達成できず、
「やっていて楽しい」と思えるだけの動機付けとしては弱いので、
目標に辿り着くまでに必要な事を段階分けし、
できそうな事から始めてみるのも良いそうです。

お散歩中、犬が吠えてしまうなら、
吠えずにガマンできるようにサポートをしつつ、
10回中、1回でも吠えなかったらOKとする。など、
最初から完璧を目指さずに
できる事を少しずつ増やして行くのが良いと思います。

しかし、モチベーション維持で難しいのは
「やらない理由」をつい、見つけてしまう・・
と言う事かもしれません?

「どうせ、自分にはできるハズがない」とか
「犬が悪い」とか「忙しい」とか「今日は疲れてるから」とか、
「面白くない」など、自分の頑張りを妨害するのは、
意外と自分自身だったりしますので、
「やらない理由」に心を奪われないようにしつつ、
「やらない理由」以上の「やる理由」を見つけて紙に書き、
それを部屋に貼っておく・・と言うのも良いのではないかと思います。

「犬の心を育てる」・・
凄くステキな事だとは思いますが、
それが「義務」や「責任」となってしまうと苦しくなってしまいますから、
いかに楽しんで取り組むか?
そこを考えて行く事が大切になってくるのではないかと思います。(^▼^)ノ
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消去

 2016-12-05
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犬も飼い主さんも変わる為には、
犬にレッテルを貼らない・・
自分にレッテルを貼らない・・
と言う事が大切になって来るそうです。

「この子はこうだから」とか「私はこう言う人間だから」と、
自分で決めた枠に犬と自分を押し込めて終わりにするのではなく、
「人も犬も変われる」と考えるようにしてみる・・

では、どうやれば、人も犬も変われるのか?と言いますと、
基本的には、「強化」「弱化」「消去」と言った条件付けで
人と犬の行動はコントロールする事ができるのだそうです。

ちなみに
「強化」とは、
ある行動をした直後に・・・
「良い事(メリット)がある」とその行動の頻度は上がり、
「弱化」とは、
ある行動をした直後に・・・
「嫌な事(デメリット)がある」とその行動の頻度は下がる
と言う感じです。
この辺はまぁ、当たり前と言った感じですが、
面白くて、興味深いのが「消去」で、
「消去」とは、
ある行動をした直後に・・・
「良い事も嫌な事も起こらない」と言う事です。

「消去」も最終的には行動の頻度は下がり、行動は消去されるものの、
その行動にメリットを感じていたり、
その行動に自信を持っていたりすると、
一時的に行動の頻度が
物凄く上昇する(バースト)と言う現象が起きる所にあります。

犬のしつけで言うと「無視」に当たると思いますが、
犬の吠えに対して「無視」をし始めた時も
最終的には吠えの頻度が下がるものの、
「無視」をはじめたばかりの頃は、
飼い主さんの気を引こうと一生懸命に犬は吠える為、
かえって犬の吠え声が強くなったり、頻度が急上昇したりして、
飼い主さんの方が「無視は通じない」とか「役に立たない」と、
早々に犬の吠え声に反応してしまう事も多いですので、
「無視」(消去)と言うやり方を選択する時は、
もう少し、丁寧に学んでから行う方が良いのではないかと思います。

逆に言うと「消去」が犬の行動改善に対し、
大きな力を与えてくれる事も多いです。
例えば、人間の愛情を貰って当たり前と言う犬が、
大勢の犬と共に暮らす事によって貰える愛情が減った・・
あるいは消去した場合、最初は飼い主さんの愛情欲しさに
大きな行動の問題を起こしたり、
逆に不貞腐れて気を引こうとしたりしますが、
それでも、人間の注目を受けられない(愛情がもらえない)と、
今度は頑張って飼い主さんの愛情を貰おうと他の子の良い行動を真似したり、
一生懸命に愛情を得ようと努力したりしだす事は多いです。

しかし、それでも、愛情が貰えないと分かると、
人間に対して諦めてしまいますので、
犬が一生懸命に努力している時はきちんと応えてあげる・・
努力に対する良い結果を与えてあげる事が大切ですが、
意外と多くて危険なのが、、
知らず知らずのうちの「消去」だったりしますので注意が必要です。

例えば、「オテ」や「オスワリ」など、
最初は、褒めやオヤツなどで行動を「「強化」していたものの、
次第に「できて当たり前」と、褒めもおやつも与えなくなる・・
人間で言えば、親に褒められたくて勉強をし、良い子でいるのに、
親が「それが当たり前」として、子供の努力を見もしなければ、
それは無視・・「消去」となりますので、
子供も犬も、その行動をしなくなってしまうのと同じです。

犬が言う事を聴かない・・
命令をしても無視をする・・と怒ったり、悩んだりする前に、
自分が知らず知らずのうちに「消去」を選択してしまってはいないか?
と振り返ってみる事も大切ではないかと思います。(^▼^)ノ
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安易なレッテル貼りをしない

 2016-12-04
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学校や職場などで「血液型占い」をするケースは多いと思います。
特に他人の行動の問題・・
「他者に対して厳しい」とか「無口で喋らない」とか
「自分勝手」だとか「不真面目」などの行動に対し、
「あの人は○型だから」と血液型のせいにしたり、
「ああ言う性格だから」と、性格や人格のせいにしてしまう事は
あるのではないかと思います。

でも、誰だって、他者に対して厳しくなってしまう時や、
緊張してあまり喋れない時・・
イライラして自分勝手に振舞ってしまう時や
「楽をしたい・・」と不真面目な態度を
してしまう時はあると思います。

でも、それが血液型や性格・・人格のせいだとすると、
それは固定されたものでどんな場面でも・・
誰に対してもそうした行動をとってしまうのか?と言うと、
実際はそんな事は無く、
状況や周囲の雰囲気を読んで自らの態度を変えて行きますし、
相手によって言動をコントロールしますから、
その時の状況や相手によって態度を変える・・
と言う方がむしろ当然だと思います。

では、血液型や性格・・人格のせいだとすると、
その時の状況や相手によって、
血液型や性格・・人格が変わっているのか?
と言うと、そんな事はありませんので、
人間がある種の思考や判断・・行動を行うのは、
血液型や性格・・人格のせいではない・・と思う事が、
自分の行動の改善には大切になってくるそうです。

また、すぐに血液型や性格・・
人格のせいにしてしまうのは「レッテル貼り」です。

人間は、相手がよく分からなかったり、
理解できないと不安を感じ、安心したいが為に
相手に「レッテル」を貼って「フォルダー分け」をして
安心しようとしてしまうそうです。

でも、それでは、相手を正しく理解した事にはなりませんし、
理解もできないと思いますから、
「あの人は○○だから・・」と言うレッテルを
安易に貼るのは注意が必要だそうです。

これは、犬に対しても同じで、
「この子は保護犬だから」とか「この子はこう言う犬種だから」とか
「この子は気が強いから」などのレッテルを貼ってしまえば、
飼い主さんも諦めがつくかもしれませんが、
そうして、飼い主さんが諦めてしまえば、
犬の行動の改善は難しくなってしまいますし、
飼い主さん自身、「私にはどうせしつけは無理だから・」と、
自分自身にレッテルを貼ってしまえば、
自分に対する諦めもついて、
気持ちも楽になるかもしれませんが、
それでは、自分自身の行動の改善も・・
犬と一緒に成長して行く楽しみもなくなってしまうと思いますから、
「どうすれば、自分は変われるか?」と言う部分を学び、
考えて行く事が大切になってくるのではないかと思います。(^▼^)ノ
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お散歩中の吠え

 2016-12-03
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今、少しの間だけ仔犬を預かっているのですが、
その仔犬と言うのが仔犬らしい仔犬で結構、大変なのですが、
スラムダンクの安西先生じゃないけど、
一日、一日と、成長がはっきり見てとれると言うのは、
この上もない楽しみなので、
大変ながらも楽しく一緒に暮らしています。

ちなみにこの子はお散歩にあまり行ってなかったみたいで、
最初に近所のお散歩に行った時は、
怖がって歩かないぐらいでした・・

でも、それは「過去に怖い思いをしたから」と言う事ではなく、
知らない事・・初めての事に対する恐怖だったので、
少し歩いて「怖い事は何も起こらない」と分かると、
途端に自分から歩き出したりするので、
その辺は仔犬らしいと思いました(笑)

ただ、「人を見ると吠える」と言うのは困りますね・・
飼い主さんのお悩み相談でも多いのが、
「お散歩中の吠え」だったりしますが、
吠える理由は様々なものの、この子の場合は、
あきらかに「不安」から来る吠えだったので、
「不安を取り除く」と言う事を考えてあげる事にしました。

勿論、「不安を取り除く」と言っても簡単ではありません・・
いくら僕が「大丈夫だよ」と言っても、
この子が「大丈夫」だと思わなければ意味がありませんし、
「怖いなら人の居ない時間帯にお散歩に行こうか?」と、
人を避けてしまっても、結果として
「人は大丈夫」と言う事を学び落としてしまいますので、
優しさが「大丈夫だった」と言う経験の機会を
奪ってしまう事にもなりかねないので注意が必要です。

そんなワケで、とりあえず、人を見て吠えても良いから
沢山、すれ違ってみるようにしてみました。

勿論、犬任せにしてしまうと、
この子の負担が大きくなってしまいますので、
向こうから来る人を見すぎて怖さを増幅させないように
名前を呼んで振り向かせたり、オヤツで緊張を解いたり、
向こうから来る人と犬の間に入って視界を遮ったりと
サポートはしてあげましたが、その甲斐があってか
「人を見ても吠えない」と言うケースも増えてきました。

吠えずにスルーした時はオヤツをあげて「よくできたね」と褒め、
それが正解の行動だと教えていますが、
まだ、急に話しかけられたりすると、
ビックリして声が出てしまうので、
今後はその辺も含めてやって行こうかな?と思っています。

どうしても「他人に迷惑をかけてはいけない」とか
「他人に不快な想いをさせてはいけない」と言う気持ちが強いと、
お散歩も人を避けがちになってしまいますが、
「緊張する場面」で緊張しなくなる為には、
何度も何度も同じ場面を経験するしかないそうですから、
飼い主さんがサポートをしてあげつつ、
犬自身が「なんだ、怖く無いじゃん」と気づけるように
「大丈夫」と言う経験を積ませてあげる・・
と言うのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
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