FC2ブログ

母性と父性は教える順番が大切

 2019-01-17
02DSC00338.jpg

犬が苦手な場所や不安を感じているモノに
少しずつ慣れさせる事を「馴化」と言いますが、
その方法として、
苦手な場所に少しずつでも近づけたらオヤツ・・
不安を感じているモノに興味を持てたら褒める・・
など、頑張って行動ができたらメリットを与えて「不安」を和らげたり、
「嫌い」を「好き」に変えていけるようにサポートをしたりしますが、
それは、飼い主さんが「安全基地」として
機能する為に必要な事だと思います。

怖いけど飼い主さんがそばに居て見守ってくれているから大丈夫・・
苦手だけど、頑張ったら飼い主さんが見てくれていて
褒めてくれたから、また、頑張ろうと思える・・

人間の場合も親が見てくれていると思ったら
子供も「かけっこ」などを頑張れますし、
逆に頑張ったのに親が見てくれていなかったりすると
凄く悲しくなって落ち込むと思うのですが、
意外と犬の頑張りを見ていない飼い主さんも多いので
その辺りは子供の頃の自分に戻って
想像をしてみるのも良いのではないかと思います。

ただし、「安全基地」としての働きや機能を伝えるだけで
飼い主さん自体がその意味を理解していなければ、
ただの「ルール」で終わってしまい、
安全基地としての役割や機能が不完全になってしまう事もあると思います。

「馴化」の為に犬を褒めたり、おやつをあげたりはしたものの、
犬が慣れて来て馴化が終わったと思ったら、
そうした事を一切、止めてしまう・・・
あるいは、犬に自信がつき、今度はそればかりやろうとして
行動の問題になってしまうと「馴化なんてしなければ良かった・・」
となってしまう事もありますが、
調子に乗った行動をいさめ、社会の中で快適に過ごせるように
自分の行動をコントロールする事を教えるのも
安全基地の役割だそうですから、
できない事ができるようになったら終わり・・ではなく、
できるようになった事ができ過ぎて暴走をし始めたら、
それを犬自身がコントロールできるように
教えてあげる必要もあるのではないかと思います。

その為には「叱る」も必要になってきますが、
最近は「叱ってはいけない」と言われる事も多いです。
でもそれは、「愛情の土台」ができていない段階で
叱ってはいけないと言う事ではないかと思います。

犬のありのままの気持ちを受け入れ、
犬がどんな感情を抱いてもそれを許容し、
犬自身の存在を承認する・・
そうした飼い主さんの気持ちが犬に伝わり、
愛情と信頼を得てからなら
叱っても関係性が崩れる事はないと思いますが、
最初から「厳しいしつけ」をしようとしてしまうと
犬の心は離れて「しつけ」どころではなくなってしまいますから
単に「叱ってはいけない」ではなく、
「愛情の土台ができる前に叱ってはいけない」
ではないかと思います。

つまり、「叱る」や「叱らない」の前に
順番が大切になってくるそうで、
「受容、許容、承認」の「母性」で「自尊心」と「自己肯定感」を育み
その後で「父性」・・「規律、約束、努力」を教えるのが良いみたいです。

勿論、どちらも大切でバランスや程度は
犬や飼い主さんによって違うとは思いますが、
伝える順番は必ず母性が先で父性が後だそうです。

幼稚園や保育園などは、
「規律、約束、努力」を教えますが、
それらは「父性」だそうです。
だから「母性」が足りなかったりすると、
子供の落ち着きが無かったり「ルール」が守れなかったりして、
愛情不足を訴えるような行動をしてしまったりもするみたいです。

「犬のしつけ」は「上下」を意識した
「父性」に基づいたものが多いですが、
「母性的なかかわり」が不足したまま
「規律、約束、努力」を求めてもうまくは行かないと思いますし、
逆に飼い主さんが「父性」を恐れ、
「受容、許容、承認」だけで育てようとすると、
ルールを守れず、友達ともうまくかかわれず、
頑張る事もしないワガママな子に育ってしまう事もありますから
まずは、母性的な受容、許容、承認を大切にし、
その後で父性的な規律、約束、努力を
教えてあげるのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
カテゴリ :愛着 トラックバック(-) コメント(0)

主観的な診断

 2019-01-16
00DSC00508.jpg

最近は「発達障害」と診断される子供が増えているみたいです。
「発達障害」とは「生物学的な要因による神経発達過程での障害」
と言うのが本来の定義となるそうですが、
実際の所、「生物学的要因」によるものなのか、
それとも、「虐待」などによる「心理社会的要因」なのか?と言うのを
見分けるのは難しいそうです。

そもそも、診断基準自体が、
症状と経過から診断する仕組みになっている上、
実際は経過さえも十分には確認がされず、
症状だけを見たり聞いたりして診断されてしまう事も多いみたいです。

外科や内科的な治療なららレントゲンや採血などで多角的に・・
科学的に体調が優れない原因を探しますが、
「ADHD」などを診断する時は
注意力に対する客観的な検査所見についての基準も無く、
「気が散りやすい」などと言った、
ほとんど主観的な訴えに基づいて診断が下される事も多いみたいです。

ちなみに「ADHD」は「虐待」によっても
同じような状態が出てしまうそうで、
「大人のADHD」と診断される人も多いみたいですが、
実際は子供の頃にはADHDではなかったケースもあり、
果たして発達障害なのか?と言う事も多いみたいです。

また、本来なら、睡眠障害や不安障害が起きている原因を突き止め、
そこを改善するのが一番、良いとされるのですが
症状の診断が対処療法と結びつく事で
睡眠障害だから睡眠障害が起きている・・
不安障害だから不安障害が起きている・・となり、
患者を苦しめている原因や要因を追求しないまま、
薬によってそれらを取りのぞく事が治療となってしまう事も多いみたいです。

例えば「虚言癖」を持つ子の場合、
「嘘をつくな」と厳しくしつけるよりも
親の接し方を変えて、叱り過ぎを止めたり、
その子の良い所を見つけて褒めるようにする事で
「虚言」と言う行動は減って行く事は多いみたいですが、
「虚言症」と診断されてしまうと、
「病気だから仕方が無い」とされてしまい、
真の原因を覆い隠したり、
本当に必要な対処をジャマしてしまう事もあるみたいです。

でも、そうした問題を「医療」ではなく
「愛着の問題」として考えてみると、
その子にとっての「安全基地」がうまく機能しておらず、
愛情が不足していて、安全や脅かされた状態にあるので
安全を確保しようとして親を操作しようとしたり、
もっと関心や代償的な充足を得ようとして
とっさ的に嘘をついてしまったり、
空想的なホラを吹いてしまっている・・
と言う捉え方もできますので、
「安全基地」としての機能を高め、
安全感を持たせてあげたり、
愛情への欲求を満たしてあげると、
そうした行動の問題は減って行く・・と言う、
至極当然な結論になると思うのですが、
困った行動を診断されて「病名」がついてしまうと
子供に対して「レッテル」を貼ってしまい、
冷静に見る事ができなくなってしまう事もあると思います。

「ADHD」は多動で不注意が多く、
生まれつきの障害があるから・・とされますが、
虐待を受けた子供は「ADHD」と診断される割合が非常に高く、
子供が「ADHD」だから親は他の子と比べたり、
厳しくしつけようとして虐待の対象とされてしまう事も
あるかもしれませんが、親や教師がかかわり方を変え、
その子の特性を理解して適切なかかわり方をするようになると、
行動上の問題はぐっと減って別人のように落ち着く事もあるのだそうです。

その子の行動の問題を広く深く環境に求めるのではなく、
愛着に着目する・・
それは、植物の育ちが悪い要因を無数の環境要因に目を向けるのではなく、
生存や生長を直接、左右する光と水に注目する事が優先されるように、
人間にとっての太陽と水に相当する「愛着」に着目し、
行動の問題に対しては愛着関係に働きかけるような治療を
するのが良いみたいですが、
まだまだ、今の医学は治療よりも症状の改善を目的とした
薬物療法が主流になっているみたいです。

ちなみにアメリカ人の子供の1割近くが「ADHD」と診断された事もあり、
6%もの子供が治療薬を投与されていると言う報告もあるのだそうです。
実はアメリカは虐待大国であり、
公的機関が介入する虐待件数は年間300万件にも達しているそうです。

犬の場合も行動の問題が出てから
対処法的な行動を行う飼い主さんの方が多いと思いますが、
「どうして行動の問題を起すのか?」と言う部分を考えないまま、
「叱り」や「体罰」で犬の行動の問題だけを止めさせようとするのは
病気が起きた要因を見ずに症状だけを取り払おうとするのと同じなので
根本的な解決には至らないばかりか、
もっと激しい症状が出てしまう結果にもなりかねないと思いますので、
飼い主さんがかかわり方を変えてあげるようにし、
その子の特性を理解して適切なかかわり方をするようにしてみると、
行動上の問題は減って落ち着きも
出てきてくれるのではないかと思います。(^▼^)ノ
カテゴリ :愛着 トラックバック(-) コメント(0)

足を引っぱられるのが嫌

 2019-01-15
02s-20181024_172042.jpg

オードリーの若林さんと言うと、
人気番組のMCもしている芸人さんですが、
オールナイトのラジオでバカリズムさんがゲストに来た時に
バカリズムさんにオススメをして貰ったゲームをしてみたものの、
「龍が如く」では、みんなが俺に頼ってばかりで
「少しは自分で解決する努力をしろよ!」と苛立ってしまうし、、
ドラクエでは、仲間が魔法で寝てしまったり、
混乱して自分の事を攻撃してきたりするので、
「なんで装備まで買ってあげたのに、
 俺の足をひっぱるような奴らと旅をしなくてはならないんだ?」
と思ってしまったそうです。

また、混乱した仲間を元に戻してあげても
「ごめんね」も「ありがとう」も言わない・・
など、「仲間に足をひっぱられるのが本気で許せない」と思ってしまい、
ゲームを続ける事ができなくなってしまったそうです(笑)

だから、こう言うゲームを普通に楽しくできる人は
「心がキレイな人なんだだな・・」と思ったそうで、
ちなみに若林さんが好きなゲームと言うのは、
主人公が1人で行動をし、誰も頼ってこなければ、誰かに頼る事も無い・・
失敗をした時は自分で責任を負い、
逆に成功をすればその評価は全て自分のモノ・・
と言った感じで、普段の若林に近いゲームの方が
感情移入もできるのだそうです。

また、ラジオでこう言ったのにテレビでは違う行動をしていると
それを見ていたリスナーが混乱したり、ガッカリしてしまうので、
共演者が嫌いだったらその人が何を言っても決してうなづかない・・
と言う事をしているそうです。

自分が言った事は誰でもない、
自分が一番、守らなくてはならない・・と言うような
「言動の一致」は自分にも記憶がありますが、
最近は「自分の事なんて他人はそれ程、関心を持っていないし、
自分が他者に対してどんな印象を持って欲しいと願っても、
他人は自分の思った通りには思ってくれないし、
他人の心は他人のもので自由にはならないと学んだので、
最近はどう思われようとも気にしないようにしています。

また、そうした生真面目さは親の影響もあるみたいで、
親が八方美人で、
Aさんが居ない時はBさんと一緒にAさんの悪口を言い、
Bさんが居ない時はAさんと一緒にBさんの悪口を言っていたりすると、
子供は深く傷ついて「ああはなるまい」と思うそうです。

うちの親もそんな感じだったので、
「ああ言う大人にはなるまい」と決めて、
嫌いな人に対しては誰が見ていても・・
相手にそれが伝わったとしても好き嫌いをハッキリさせていましたが、
親がどうでも良い存在だとしたら、そこまでは思わなかったと思うので、
そうした生真面目さは親に対する関心の深さも影響していたのだと思います。

あと、若林さんの場合は「見返り思考」も強いのではないかと思います。
リスナーの為に自分が辛い立場になったとしても
言った事を貫き通せば、リスナーはファンで居続けてくれる・・
と言う気持ちも強く影響しているのではないかと思います。

他にも
「仲間に剣や装備を買ってあげたのに、
 混乱して自分の事を攻撃してくるなんて許せない・・」
「眠りや混乱を魔法で解除してあげたのに、
 「ごめんね」も「ありがとう」も言わないなんて許せない・・」
と言うのも「見返り」を求めているからの言動で、
子分がすぐに頼ってくるのが嫌なのも、
「期待」に応えられなかった時のガッカリ顔・・
期待されたのに、それを裏切ってしまった時、
期待されない時よりも低い評価を受けてしまいそうだから
「最初から頼らないで」となってしまって
期待をされるのが嫌・・となってしまうのだと思います。

まぁ、そんな人がよく春日さんとコンビを組んでいたり、
数々の番組のMCができるな・・と思いますが、
もともと、春日さんを漫才の世界に誘ったのは若林さんなので、
春日さんに対しては「責任」を強く感じているみたいですし、
自分に対して劣等コンプレックスを持っている人ほど、
「普通の人以上に結果を出さなければならない・・と思っているので、
周りの人よりも頑張ってしまうのではないかと思います。

ある意味、それらも「見返り思考」から来ていると思うのですが、
「損得」や「見返り」で考えてしまうと
「愛情」が分かり難くなってしまう危険性があると思います。
なぜなら、愛情は本来、見返りを求めないものだから・・

犬の飼い主さんの中にも「買ってしまった責任から」とか
「こんなにやってあげているのに行動の問題ばかり起こして」と
何かをしてしまった見返りからの行動や
何かをしてあげた見返りを求めての言葉が多かったりしますが
見返りを求めたり、見返りを返すと言う意識を捨てて、
今を一緒に楽しく過ごせるように考えてみる・・
と言うのも良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
カテゴリ : トラックバック(-) コメント(0)

適応障害?

 2019-01-14


保護犬の中には、外の世界に自信がなく、
お散歩をしても引っぱるどころか
人間の足にすり寄ってくる子も居たりします。

人間側からしてみると、
足元にすり寄られると歩き辛いので止めて欲しいと思いますが、
どうしてこの子が足に擦り寄ってくるのか?と言いますと、
不安だから頼りになりそうな人にくっつきたい・・
くっつく事で不安を和らげたい・・
と言う気持ちがあるからだと思います。


保健所に居る犬などは
部屋の真ん中よりも壁などにくっついていたり、
他の犬とくっついていたりする事は多いみたいですが、
それも不安を軽減する為だと思いますし、
犬は不安な時ほど何かにくっつきたがる・・
と覚えておくと、犬の不安やストレスサインの
目安にもなるのではないかと思います。

また、そんな風にお散歩に毎日、行っていても
外の世界に慣れない・・
匂い嗅ぎもしなければ、
他の犬や人に興味を示す事も無い犬も居たりします・・・

そんな風に環境に適応する能力が低い・・
あるいは、環境に適応できないと、
犬が怖がらない範囲の中だけで活動をさせる
と言う対応になる事もあると思います。

犬の本などを読むと、
新しい環境に少しずつ慣れさせる事を「馴化」と言うそうdすが、
環境に適応する能力が低い子の場合、
無理をさせないと言うのも正解だと思います。

でも、飼い主さんはそうは言いつつも、
他の犬と同じ事ができないと呆れて文句を言ったり、
他の犬と同じようにやらないと
嘆いて、叱ったりしてしまう事もあるかと思いますが、
そうなると、犬はできるようになる為のサポートも受けられないばかりか、
できない事を叱られてますます、消極的になり
追い込まれてしまう事もありますので注意が必要です。

まだまだ、犬の医療の世界には
「精神医学」が入ってくる事は少ないと思いますが、
例えば、人間の場合「適応障害」と診断されても、
医療的にできる事と言えば、適応が難しい環境から遠ざけたり、
静かで落ち着いた環境で休ませたりするぐらいで、
「適応障害」と言う診断がされたからと言って
できる事は少ないみたいです。
また、犬と飼い主さんの関係性が薄く、
犬のストレスの原因を排除はしているけれど、
積極的なかかわり合いは薄く、
犬にとって飼い主さんは「愛情の拠り所」になれていない・・
と言う場合、犬は大きな不安を抱えおり、
「不安障害」と診断されるかもしれませんが、
それを薬によって改善させたとしても、
根本的な問題は解決されていませんし、
薬で犬が明るくなれば、もう、薬に頼って
根本的な問題には目を向けなくなる可能性も高い為、
医学的に考えるよりも
心と心のかかわり合いで考えが方が
良い結果が出る可能性もあるみたいです。

他の犬と会わせずに
一人だけのスペースを与える事も大切ですが、
その前に犬は穏やかで落ち着いた環境を与えられているか?
ゆっくりと考え、判断し、
選択をする自由と機会を与えられているか?
飼い主さんを安心できる存在として犬に頼って貰えていて、
かつ、ダメな事はダメだと教えて貰えられたり、
できない事はできるようになれるまでサポートして貰えているか?
など、安全基地としての役割ができているか?
と言うのも大切になってくるみたいです。

「犬に馴化をさせる・・」と言いつつ、
最初のハードルが凄く高かったり、
段階を踏んでいなかったり、できないと叱られたり、
できるようにサポートもされずに放っておかれたりすれば、
犬も「できるようになろう」とは思いませんし、
「飼い主さんの為に・・」とも思わないので、
「馴化」よりも「回避」の方に
思考や行動が行ってしまう事もあると思います。

飼い主さんが「安全基地」として発動すれば、
犬は匂い嗅ぎをしに行くなど試し行動ができるようになり、
それが怖くなると戻ってきて、
また、安心感を得ると冒険に出かける・・
と言う事を繰り返しながら
少しずつ世界を広げて行くのだと思います。

「安全基地」と言う言葉はまだ、犬の世界では言及されていない感じですが、
犬の動きを見ると、そうした動きは珍しくもありませんので、
従来型の指示や命令を基本とした「犬のしつけ」ではなく、
「安全基地」を意識したかかわりを重視してみるのも
良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
カテゴリ :愛着 トラックバック(-) コメント(0)

これからどうして行けば良いのか?

 2019-01-13
s-20181025_132613.jpg

「自分の事は自分が一番、知っている」
と言われる事は多いですが、
自分が思っている自分と
他者から見られている自分を比べた時、
他者から見られている自分の方が
本当の自分に近いと言う事もあるのではないかと思います。

自分では真面目にコツコツと向き合っているつもりなのに
他者から見ると、自分の好きな事だけは頑張るけど
嫌な事が起きるとすぐに逃げ出す人だと思われていて、
よく考えてみると、実はその通りだったり、
自分はこんなに真面目に働いているのに
周りの人はそれを理解してくれず、
自分にばかり仕事を押し付ける・・と思っているけど、
周りの人はその人が何も言わないので
仕事を任せても良いと思っていて、
逆に仕事を任せないようにすると凄くガッカリした表情をし、
「できます」と言うので仕事を与えているだけ・・と、
自分が気づかないまま、表情に出ていたり、
後では思い出せないような咄嗟の動作や
言葉を発していたりする事もありますので
自分自身の事ほど、疑ってみる・・
と言うのも重要なのではないかと思います。

また、そうして自分自身を見つめなおすきっかけとして
「心理学」を勉強したりする事もあるかもしれませんが、
「母親に対する怒り」とか「父親との葛藤」とか
「性的衝動」など本人でも気づかない「無意識」によるもの・・
なんて言われても、「そうだったのか」と原因究明にはなっても
解決にはならない事は多いのではないかと思います。

その点、「アドラー心理学」は「性格」もなければ
「トラウマなどは無い」としていて
過去を重視せずに「これからどう生きるか?」に焦点を当てる為、
凄く前向きな考え方ができるような感じですが、
前向きに生きようと思っても、
知らず知らずのうちに過去に受けた教育の影響・・
自分で考え、決めた事なのか、
親が考え、決めたルールに従っているだけなのか?が分からなくなり、
自分で「これから」を決めているつもりで
実は「親にどう思われるか?」の影響を強く受けた「これから」だったりする事も
多かったりするのではないかと思います。

勿論、アドラー心理学でも「親から受ける影響」は語られますが、
最終的には自分で過去をどう捉え、受け止めて行くか?
が重要だとされるみたいです。
しかし、過去を「良かったもの」だと捉える事ができたとしても、
「これから」の部分を考えた時、
「毒親」の影響を見つめないと同じ事を繰り返してしまう為、
「過去を振り返りつつ自己修正をしていく事」も
とても重要になってくるのではないかと思います。

では、その為にはどうしたら良いのか?と言いますと
個人的には「愛着」を用いるのが良いのではないかと思います。
「愛着」は「信頼できる人」の力を借りながら、
親の影響によって片寄ってしまった自分の先入観を修正したり、
精神的な不安定さを安定させて行く考え方で、
アドラー心理学の中では、ちょっと分かり難い
「共同体感覚」にもつながっていると思います。

例えば、父親がとても支配的でその時によって正解が変わったり、
何かと言うと暴力を振るってくるけど母親は助けてくれようともせず、
「父親を怒らせたあなたが悪い」と行った態度をされると、
子供は両親に対する不信感を強め、
自己否定に走って自分を大切にできない人生を送ってしまっている時、
カウンセラーから「過去の親の影響があるからそうなってしまったのです」
と原因を追究されても「知っているけどだから?」となるでしょうし、
親は関係が無い、これからが大切だと言われ、
そうした行動も他者を信じて裏切られる事を怖れるから
他者を信じないようにしているのと、
自分自身を痛めつける事で親に復習しようとしている事を
目的としているから、そうした行動をしている・・
と言われれば、確かにそうだ・・
親に対する執着は捨てよう・・と思えるかもしれませんが、
長くそうした親を中心に考え、生きてきていて、
親の思考に沿った生き方や考え方しかできない・・となった時
果たして「自分は・・」となってしまう為、
穏やかで安定した人生を1人でも生きていけるように
穏やかで安定した生き方をしている人に頼り、
その人に学び、また、必要とされる事が
大切になってくるのではないかと思います。

「愛着」に対するアプローチでは、
そうした存在を「安全基地」と呼び、
穏やかで安定した愛着を持つ人と関る事で
愛着は少しずつ安定し、安心感が強まり、
自己肯定感も高まって行きますし、
親とは違う「基準」を手に入れる事により
生き辛い世界が生き易くなって
様々な問題が改善して行くみたいです。

勿論、そうした存在が現れるのか?
そうした人が居たとして頼れるのか?
など、難しい問題も多いですが、
最初から完璧な存在を求めるのではなく、
穏やかで安定した精神を持つ存在や場所を何箇所か作っておき、
嫌な事や困った事があった時はそこへ逃げ込めるようにしておく・・
と言うだけでも違うのではないかと思います。

また、こうした事は犬を育てる時も同じで、
長く犬の飼い主は「リーダーにならなければならない」
と言われてきましたが、ではリーダーとは?と言うと、
凄く支配的なイメージが強かったりもしますが、
言う事を聞かない犬を威圧したり、
力や暴力を用いて従わせようとするのは
「毒親」のやり方だったりもしますので、
そうではなく、穏やかで安定した気持ちで
犬の「安全基地」となってあげる事こそが「リーダー」であり、
本来の「犬達の親犬的な存在」ではないかと思います。

まぁ、「愛着障害」とか「安全基地」と言われても
難しいイメージやハードルが高いイメージがありますが、
逆に完璧を求めず、失敗も笑って受け入れてくれるような人が
安定した愛着を持つ人でだったりもしますので、
まずは穏やかで優しく、いつも犬と楽しそうにしている人と
お友達になってみる事から始めてみるのも
良いのではないかと思います。(^▼^)ノ
カテゴリ :愛着 トラックバック(-) コメント(0)
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫ 次ページへ ≫